ハイサイよしおです。
金価格がここのところ冴えません。
8月に付けた金先物価格の1,919ドルから9月10日の1,788ドルと下落中。
米長期金利は一時期1.6%を超え、木材価格や自動車価格などが高騰。米CPI(消費者物価指数)も上昇し、急激なインフレが懸念されていました。
しかし、コロナの影響から回復するに見えたアメリカ経済は、デルタ株の蔓延で急ブレーキがかかり、現在、長期金利は1.3%台。
このような状況なのに、金価格が戻しきれていません。
「金」自体は所有しているだけでは金利を生み出さないので、金利上昇局面では下落する傾向にあります。
金価格が低迷しているのは、今後経済が回復し金利も上昇していくという予測を市場が行っているということになります。
まあ早ければ今年中にもテーパリングが実施される予定ですし。
長い目で見るといいことなんですけどね。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週末と比べて-16,245ドルとなりました。
景気回復への不透明感が増しているようで、大幅なマイナスになりました。
原油価格が急騰し70ドルをうかがうところまで来ていますが、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)は微減しています。
そんな中でもエアビー・アンド・ビー(ABNB)が頑張っています。
日本株は先週末と比べて+91,250円となりました。
自民党総裁選挙のニュースを受け、日本市場は今週かなり上げました。
総裁最有力候補の河野大臣が原発再稼働の方針を表明したことにより、木曜には東電が前日比11%強の爆上げ。
一転、昨日は-6%強と、今週は大きく動いています。来週以降もこの荒い値動きは続きそうですね。
売り時が難しい金鉱株
金関連で私が保有しているのが金鉱株のシバニェ・スティル・ウォーター(SBSW)
3.42ドルで4,300株を購入し、初期の低迷を経て最高20ドルまで上げましたが、現在は最高値の70%程度まで落ち込んでいます。
この銘柄は何度か売却を検討しましたが、売却益が大きく、それに伴い税金が発生するのを嫌い結局放置していました。
それでもまだまだ買値から大きくプラスなのでまだ笑ってられますが、最近はこの銘柄の下落にポートフォリオ全体のリターンが引っ張られています。
ただこの銘柄と付き合っていく中で一つ気付いたことがあります。
金鉱株は配当王のようなレジェンド銘柄と比較して右肩上がりになることはないので、私のように売り時の決断が出来ない人間は、そもそも手を出すべきではないと。
ただ、当初は配当がなかったSBSWですが、保有途中から結構な配当を出すようになったので、このまま配当をもらい続けながら踏ん切りがつくのを待ちたいと思います。
永遠に売れなかったりして。
コメント