【米国株】この銘柄を抱きしめ続けたい

米国株
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NISAについては結構マスコミにも取り上げられるようになってきているので、ご存じの方も多くいるかと思います。

NISAとは「少額投資非課税制度」のことです。

ざっくり言うと、NISAには一般NISAとつみたてNISAがあり、一般NISAは年間最大120万円、最大5年間までの売買益と配当が非課税になり、つみたてNISAは年間最大40万円、最大20年間までの売買益と配当が非課税になります。

更に、未成年者を対象としたジュニアNISAがあり、これは年間80万円が最大5年間となります。

もちろんよしお一家もこの制度をフルに活用しています。

 

ただ、ここで悩ましいのが「どんなものを買ったら一番利益を最大化できる可能性が高いか、NISAに向いているのか」です。

現状としては、
よしお(一般NISA 1年目):フィリップ・モリス・インターナショナル、ウェストパックバンキング

よしゑ(一般NISA4年目、つみたてNISA1年目)→ナショナルグリッド、VTI、楽天VTI

子ども×3人(ジュニアNISA 2年目)→日本株色々、J-REIT色々、楽天VTI

 

単純計算で年間400万円NISAに突っ込んでいることになります。

改めて考えるとヤベー金額だな。

ここで問題になってくるのが、一般NISAで何を購入するか、です。

つみたてNISAは投資信託、ジュニアNISAは開設している楽天証券では日本株か投資信託と決められているので、この2つについてはほとんど選択肢がありません。

一般NISAでは、これまで米国市場に上場しているADR株であるナショナルグリッド(NGG)、ウエストパックバンクキング(WBK)、現地課税がほぼゼロのフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)を購入し、実質無税で運用することにしていますが、

〇NGGは電力・ガス供給会社である公益株で、購入してからダラダラと下がり続け、低位で安定

〇WBKは金融株で、不正融資等の不祥事でだだ下がり

〇PMはつい最近までは20%くらいの含み益が出ていましたが、アメリカでのメンソールタバコの規制報道をうけ、ブリティッシュ・アメリカン・タバコやアルトリア・グループの株価に引きずられるようにガクンと下がっています。

 

NISAで買うべき銘柄

一般NISAは売買益(キャピタルゲイン)と配当利益(インカムゲイン)に税金がかからないという、株式投資をしている人なら使わないと超もったいない制度なので、これを最大限に活用しないといけません。

そのためには、手続きさえ踏めば二重課税還付で帰ってくる普通の米国株を購入するのはもったいため、私は源泉徴収のないADR株を購入していますが、今後、米国の金利上昇の流れの中では大きな利益は見込め辛いと考えています。

そこで次の購入候補がSPXLかTQQQのETF達です。

SPXLはS&P500の3倍の動き、TQQQはNASDAQ100のこれまた3倍です。

私は高配当ディフェンシブを中心に運用していますが、どうせ税金が掛からないのであれば、ここは大きくキャピタルゲインを狙ってみてもいいのではないかと少し思い始めています。

これは投資ではなく、もう私の中では投機になりますが、最悪半分くらいまで落ちるのを想定した上で買ってみてもいいかなあと、ちょっと色気をだしています。

しかし、こうもリセッション(景気後退)がささやかれる相場では右肩上がりに行くとは考えづらい状況になっているのも確か。

3倍ブルを購入するにはちょっとリスクが高すぎる環境ですね。

 

で、次の候補かつ最終候補がこちら。

「WBKを買い増す」です。

先ほども書きましたが、WBKは私の保有する個別株では最も多くの割合を占めています。

平均の買値からは現在-20%と悲惨な状況ですが、オーストラリアの景気は悪くないこと、人口増加地域であること、高配当であること等々から、今を耐えれば復活する日が来ると踏んでいます。

確かに、アメリカの金利上昇を受け、新興国から米国への資金環流は起こるでしょうから、オーストラリアも影響を受けるでしょうし、リセッションに突入した場合、真っ先に影響を受けるのが金融関連銘柄だというのは分かっています。

リセッションの最中に着々とドルコスト平均方法(ナンピンともいう)を実施し、配当を積み上げたいのです。

ほら、アマゾンとかマイクロソフトで勝負している人達がいるでしょう(かつてはゼネラルエレクトリックで勝負している人もいましたが・・・)

私はWBKでやってもいいかと思っている、そういうことです。

 

ただ、NISAは時限付きなので、5年後に今の買値を大幅に下回っていたら、その時点の価格で固定されますので、その後買値に戻ってプラスマイナス0になったとしても利益が出ていると見なされ、特定口座で買うよりも悲惨な状況がおきます。

NISAはこの問題は常にはらんでいて、20年間のつみたてNISAは、まあ大丈夫だと思っていますが、一般NISAだけでなくジュニアNISAも同様の懸念があります。

 

そこをどう考えるかです。

仮にリセッションにおちいり、5年で景気が回復しない状況が想定される場合、NISAで買うのか、それとも特定口座で買うのかという選択肢が出てきます。

そこは経済の状況を見ながら柔軟に対応しないといけません。

今年のNISA枠は使いきっていますので、来年の状況を見極めながらいつ、どの口座で買い増しするかを決めて行きたいと思います。

 

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