ハイサイよしおです。
ネットをつらつらと見ていると、最近、FIRE関係の記事が多くなっているような気がします。
AIがせっせと働いて私が閲覧するところに貼ってきているという噂もありますが、いずれにせよ、FIRE関連の記事が増えていることは確か。
恐らく、アフターコロナの株高の波で資産が増加し、「この調子ならFIREできるのでは?」と考える投資家の絶対数が増えている、需要が増えていることも一つの要因かと思われます。
FIRE後は、余裕を持ったリタイア後の生活を望むのか、それともミニマリスト的に節約した生活とするのか、独身か家族持ちか、賃貸か持ち家か、健康か病気持ちかなどによって、FIREへのゴーサインのタイミングは変わってくるので、万人に共通するFIRE基準はありません。
またポートフォリオの中身によっても左右されます。
例えば1億円の資産をFIREの目安とする場合、銀行預金を取り崩すのか、不動産からの賃料収入があるのか、株式なら配当がいくらあるのかなど。
リタイア後の生活を送るために貯金などの試算を取り崩していくのは精神的に余裕がなくなるはずなので(資産額にもよりますが)、配当や賃料の範囲で生活可能なキャッシュマシーンを確実にポートフォリオに加えておきたいですよね。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週末と比べて+4,011ドルとなりました。
もう少し増えたと思っていましたが、金鉱株のシバニェ・スティル・ウォーター(SBSW)の下落に引っ張られました。
雇用統計が市場予測を下回ったため、年内のテーパリングは難しくなったのではないでしょうか。
ということは来週、金価格は上昇するか。
日本株は先週末と比べて+73,000円となりました。
昨日の菅総理の自民党総裁選辞退のニュースで日本市場は大きく上げました。
菅総理の評判はコロナの影響でボロボロでしが、こんなニュースがサプライズ的にでれば株式市場が上がることは自明でした。
本人にしたら複雑でしょうね。
色々ありましたが、激務の中、休みも長い間とらず、大変ご苦労様でした。
まあ、あと約一カ月は残っているので、残りの期間、引き続き頑張ってもらいたいですね。
いつ辞めるか、それが問題だ
私はというと、最近「仕事を辞めたい病」が再発してきています。
FIREが可能になる程度の資産を積み上げてきているとは思うのですが、ポートフォリオの中身は株式市場にフルインベストメントしていますので、いつか必ずくるであろう「暴落」の影が脳裏をよぎると、やはり考え込んでしまいます。
ただ、こんなことを言っていたら、総資産が2億であろうが3億であろうが永遠に辞めることはできません。
悲観的過ぎず、かといって過度に楽観的にならないように見積もるのであれば、私の場合は年間必要額の半分を配当から、残りを資産から取り崩して、というのがいいのでしょう。
仮に年間必要額が6百万円だとすると、取り崩し額はその半分の3百万円。
15年で4千5百万になります。
その後、年金も入ってくるし子ども達も完全に独立しているはずですから、このまま資産額の増減が無く一定だったとした場合、億近い資産が残ります(米国市場のこれまでの歴史に照らし合わせれば増加する可能性の方が高いですが)
これだけあれば完全に逃げ切れるし、それどころか、かなりリッチな老後を過ごすことができますね。
そう、そこまで完全に見えているんですが。
FIREした人達も、家族形態や資産状況などの境遇は違えど、同じような葛藤があったのでしょうね。
難しいです・・・。
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