先週のポートフォリオ

ポートフォリオ
Daria-Yakovleva / Pixabay

11月も後半戦ですが、私の住む沖縄は明日の最低気温が21℃、最高気温が26℃

同じ九州の鹿児島では最低気温が12度、最高気温が21℃

熱中症が多発した今年の猛暑でも、沖縄は最高でも32~33℃くらいと夏は比較的涼しく、冬は暖かいというかなり暮らしやすい土地です。

セミリタイアしたら東南アジアでノマド&放浪したいと思っていますが、もしかしたらそのまま沖縄に住む方が体調面ではいいかもしれないなと。

ただ、生まれてからずっと住んでいますので、自分ではあまり有難みに気づいていないようです。

 

ポートフォリオの動き

さてさて、ディフェンシブ株を中心に構成している私のポートフォリオですが、先週は全体的にダメダメでしたね。

特に良くなかったのが、通信銘柄のAT&T(T)、タバコ銘柄のフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)とアルトリア・グループ(MO)、公益セクターの電力銘柄のサザン(SO)とナショナル・グリッド(NGG)の面々。

Tは30ドルを回復していたのに、結局下がってきており、29ドルを切る勢い。

PMとMOはFDA(アメリカ食品医薬品局)がメンソールタバコの販売を禁止する方針を打ち出したことから、その影響を受けダダ下がりしています。

特にひどいのがフィリップモリスが昔、米国国内と国外で分離した国内組のMOですね。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)が米国の小売りに占めるメンソールタバコの割合が55%程度なのに対し、MOは20%程度なので、仮に禁止されると単純計算でこの部分がそれぞれ吹き飛ぶことに。

ただ、アルトリアは増配年数9年で、2018年の増配率20%強、配当利回り6%弱と、脅威の数字をたたき出しています。

タバコ銘柄を取り巻く環境は決して良好ではありませんが、BTIはともかくMOに関してはどこかで拾ってもいいような気がしますね。

タバコ銘柄はこれまでの底力もありますし。

 

電力株については、カルフォルニアの山火事が、天然ガス・電力供給企業のパシフィック・ガス・アンド・エレクトリック・カンパニーのPG&E(PCG)の設備不良が原因とされていることを受けてなのか、はたまた株式市場全体の下げに連動しているのか分かりませんが、結構軟調です。

今回のPCGについては、カリフォルニア公共事業委員会(CPUC)が「PCGの破産申請を望まない」との見解を示したとしていますが、このCPUCの権限がどこまで大きいか分からないため、今後どのようになるのかははっきり言ってわかりません。

このような電力などの公益セクターへの投資については、値動きが少なく安定した配当が魅力なのに、一気に倒産する危険性をはらむということになれば、今後の投資方針の検討材料の一つに加える必要がありそうです。

ま、予測不可能な出来事というのはどの企業でも起こりうることなので、過剰に心配し過ぎたら個別株投資自体できなくなりますので、そこはもう達観するしかないのかもしれませんが。

恒例の金鉱株ですが、シバンエ・スティル・ウォーター(SBGL)については、週始めよりは上がって終わりましたが、金曜には-3.7%と、なんだかなあです。

リセッションの臭いがプンプンしている中、金価格も上昇傾向と、そろそろ復活してきそうだと思っているのですが、さてさてどうなりますか。

 

ウォッチリストの動き

特徴的な動きは2つで、まずは原油価格。

サウジアラビア問題、イラン制裁問題、トランプ発言などが複雑に絡み合っている中、原油価格が下落基調です。

エクソン・モービル(XOM)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS-B)、BP(BP)は仲良く値を下げています。

原油価格はインフレにも関連してきますので、今後の動きによっては米国の金利の動向をも左右しそうです。

 

もう一つがハイテク株の暴落。

アップル(APPL)やエヌビディア(NVDA)の決算を受け、ハイテクや半導体が売られまくっています。

NVDAについては決算状況が思わしくなかったので理解できますが、APPLはそれほど悪くなかったはずなのにこの有様。

そろそろ相場も調整したがっていたので、そのきっかけを作ったといったところでしょうか。

 

私の保有しているVT、VTI、VOO、VWOのETFは、この2つの動きに引きずられてブリブリ下がっていますね。

そのおかげでポートフォリオも直視したくない状況になっています。

そしてなぜか20年を超す米国債の値動きを3倍にしたETFであるTMFも、他のETFとそこまで逆相関を示すことなく、VTなんかが下がっているのに特に上がりもしません。

ヘッジのために保有したのに、一体何のために保有しているのか分からない状態。

経費率も0.95%とバカ高いので、買値まで待って売るか、それとも今すぐにでも損切するか。

たぶん今すぐの方が正解なんだろうなあ。う~ん難しいところだ。

 

あとはゼネラル・エレクトリックはやはり8ドルを切り、23日の終値で7.57ドルと、果たしてどこまで下がるのやら。

もう買うことはないと思いますが、これは野次馬的に見届けなければ。

 

50位以内に入ったら、うめ吉とちょろ坊をファミレスに連れて行ってあげることになりました。よろしくお願いします。
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