ハイサイよしおです。
先週から今週にかけて凄い勢いで円安ドル高が進んでいます。
ウクライナ情勢のような世界的なリスクが起こると、これまでであれば逃避通貨として円高になる傾向がありました。
あの東日本大震災の時でさえ、日本で起こったにも関わらず、かなりの円高が進みました。
まああれはレパトリエーションが起こったため、とは言われていますが。
※レパトリエーションとは、「海外にある資金を自国内に戻す」という資金還流行為
今回の円高については、パウエルFRB議長が5月のFOMCで0.5%の利上げを行う可能性を示唆したことが大きな理由の一つです。
一方日本側では、3月17日・18日開催の日銀金融政策決定会合で緩和継続が確認されたことや、日本の貿易赤字が定着しつつあることが大きな理由のようです。
この日米のアンバランスによって米金利先高観が形成されたことで、円安ドル高が一気に進展したと。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週末と比べて+9,218ドルとなりました。
米国市場は戻り基調。今週は最終的に上げています。
WTI原油先物価格は再度100ドルを超え、今週の最終で112.6ドルでした。
それを受け、シェル(SHEL)は55ドルをまたまた回復です。
日本株は先週末と比べて+190,600円となりました。
やっとコロナ前のマイナス水準まで回復。
円安を背景に三井物産とSUBARUが大きく上げました。
今後も円安に傾きそうだけど、勢いは弱まるか
私は毎月3月20日前後に全資産の増減をチェックしますが、株価自体はほとんど動いていなかったにも関わらず、1ドル114~115円をウロウロしていた頃から一気に119円になったことで、ドル主体の私の資産はググッとアップ。
1億4千万円を軽々と突破しました。
その時点からさらに122円まで下がってきたので、帳簿上は300万円以上上がっているはずです。
悪くはないけど、今後揺り戻しがあった場合は当然一気に逆に動きますから、手放しでは喜べないですね。
株の上昇と違って。
今後のドル円ですが、今後もFOMCは利上げを継続していくと思われる一方で、日本は簡単にはゼロ金利政策を解除するとは思えません。
日米の金利差は今後もますます開いていくと思います。
ただ、そこらへんの思惑もすでに為替には織り込まれでいると思うので、さらに一段上を目指すかと言えば、そこはなかなか難しいでしょうね。
しばらくは120~122円台のレンジでウロウロしそうです。
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