ハイサイよしおです。
バイデン大統領が就任前から公言していた、富裕層に対するキャピタルゲイン税の税率を39.6%まで引き上げることを提案するとの報道がありました。
その内容は、所得が100万ドル以上の個人に対するキャピタルゲインの税率を現行の20%から39.6%に引き上げるとのことで、投資収入に対する現行の付加税と合計すると、連邦税の税率は最高で40%を超えるとのこと。
共和党からは米国経済の正常化が鈍化するとの声があり、また民主党の議員の中からも反対する可能性があるため、増税の提案がそのままの内容で議会を通過する可能性は低いとも言われています。
この報道を受け、22日の米国市場は大きく下落。
今日、明日施行されるわけでもないのにこの落ち込みよう。
多くの人達が売る理由を探していたことが分かります。
100万ドル以上の所得の個人が対象とされており、私を始め多くの個人には全く関係ありませんが、売るきっかけとしては十分過ぎる内容です。
このまま雪崩を打つのか、はてさて。。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週末と比べてー3,881ドルとなりました。
ETFとBDCに大きな変化はありませんでしたが、金価格と連動して金鉱株のシバニェ・スティル・ウォーター(SBSW)が大きく下げたので、全体的にはマイナスになりました。
同じく、石油関連のロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)も連動し、ここ最近は下げ基調。
今回大きな動きがあったのが通信銘柄のAT&T(T)
第1四半期が好決算で、特に定額制動画配信サービスの「HBOマックス」の契約者数とそれに伴う売上高が予想を大きく上回り、今週はかなり大きく上げました。
Tはこの好調な株式市場において出遅れ感が強かったので、買い増ししようと考えていた矢先だったので正直複雑です。
日本株は先週末と比べてー61,950円となりました。
またまたマイナス100万円の大台に戻ってきました(涙
しかし下げ過ぎですよこれは。
あー、米国株を嫌った外国人投資家でも入って来んかなあ。
バイデン増税ショックで市場は一時大きな痛みを伴う
結局、昨日23日の米国市場はダウが227ドル高と、22日の下落をある程度取り戻しました。
しかし次第に顕在化してくれば、間違いなく株価は全体的に大きく下げることになりそうです。
元々私はストロングホールド派なので、却ってその方が踏ん切りもつくかもしれませんが。
ただ、配当がなくヘッジのためだけに保有しているシバニェ・スティル・ウォーター(SBSW)はどこかで売らないといけないので、そのタイミングを見極める必要がありますね。
今回の増税がこのまま進むのであれば、その結果、デイトレのような売買頻度の高い取引が抑えられ、私のような個人投資家が長期で安定保有することにより、株式市場が連動して値動きが少なく安定化するのであれば、長い目でみた場合、その方がいいかもしれません。
ただ必ずどこかで”ショック”が起こり、大きな痛みが襲ってきますので、そこは平常心を失わず下がったところを拾うくらいのスタンスで臨みたいと考えています。
コメント
もう回復してるやん
株価も確認しないで記事にして恥ずかしくないの?
世の中には膨大な株があって、それぞれに株価が存在するんだけど、何を指してるんですかね???
それはいいとして、ちゃんと記事を最後まで読んでからコメントして欲しいなあ。