ハイサイよしおです。
私はこれまで色々な投資に手を出してきて、最終的に今の米国株への投資に落ち着きましたが、20年ほど前にのめり込んでいたのが不動産投資。
ただ投資用不動産の情報はクローズの世界で回っており、プロが物色した後のカス物件しか一般の投資家には回ってきません。
実際に私が購入した1棟3部屋で敷地面積600㎡、1ヶ月の総賃料が37万円の米軍属向けアパートは常に2戸しか入居がなく、かろうじてプラスにはなっていましたが、銀行への返済を考えると毎月綱渡り状態でした。
そんな物件ではありましたが、毎週末にあちこちの不動産屋を回りやっと見つけたギリギリ許容範囲の物件だったので購入しました(当時は不動産買いたい病にかかっていた)
中には、
「は?こんなボロ家をこんな高額で売却希望するの?」
というような、箸にも棒にもかからないカス物件はメチャクチャたくさんありました。
市場に出回る前にハゲタカどもにさらわれる。
不動産にはそんなイメージを持っています。
さて、昨今の社会情勢を反映してある不動産取引が盛んになりそうです。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週末と比べて+15,309ドルとなりました。
先週の大暴落の分は取り返せていません。
個別株はマイナスの方が多かったですが、金鉱株のシバニェ・スティル・ウォーター(SBSW)、石油株のロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)、レジャー株のエアビー・アンド・ビー(ABNB)が大きく上昇。
良くも悪くも金鉱株と石油株のボラティリティにポートフォリオ全体が左右されるようになっています。
ABNBはアフガンから脱出してきた人達に部屋を無償提供するニュースもありました。
アナリストによっては強力に買い推奨している人もいるようです。
こんな上がり方を見ているとタイミングを見て買い増ししてもいいか。
日本株は先週末と比べて+52,350円となりました。
J-REITとマルハニチロが大きく上げましたが、他は通常飛行。
全然リバウンド足りねえ。
これから活況になるであろう競売市場
毎週末の不動産投資と併行して、度々年休をとって訪れていたのが裁判所。
何故かというと、住居関連の競売物件を物色するためです。
今でこそネットで情報閲覧が可能となっていますが、当時は3点セットとよばれる競売情報は、裁判所がが空いている時間しか閲覧できませんでした。
翻って現代。
コロナ不況による経営破綻は全国で2千件近くに上ります。
私の近所でも空き物件が増え、入居者募集中ののぼりが寂しく風に吹かれています。
当然、経営者、従業員は失業し、中にはローンを返せず差し押さえられる物件もあることは容易に想像できます。
銀行もある程度状況を斟酌し、返済の条件変更やセーフティネットで対応するでしょうが、救うことの難しい物件が競売市場に一定程度放出されることになるはずですから、資金を用意できる不動産投資家にとっては千載一遇のチャンスが訪れると思われます。
昔の私なら臨戦態勢に入り競売物件を物色していたでしょうが、もう手を出すことはありません。
競売は占有者を排除しないといけないケースがあったり、事前に銀行と調整する必要があったりと、どうしても面倒くさい作業がでてきます。
また、正当な経済活動ですから誰に非難される筋合いもないのですが、色々人生経験を積んだ今となっては、心情的には手を出すのはためらわれますね。
不動産は株と違って目視できるので、所有する満足感があって手掛けていて楽しいのですが、私は引き続き米国株に専念したいと思います。
米国株の方がラクチンだしね。
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