ハイサイよしおです。
資金難に陥っている中国の不動産デベロッパー大手、中国恒大集団への抗議活動が中国全土で行われているようです。
ニュースでも現地の様子を映していましたが、事務所の中には従業員は誰もおらず、そこに詰め寄った人達の中には泣き叫び、失神する人もいました。
こういうニュースが流れると、当然、中国恒大集団に投資していた人達は大いに慌てますから、大規模な取り付け騒ぎが起こりますが、そもそも返還出来る資金がないのでこういう事態が起こっているので、当然どうにもなりません。
また、不動産という形で捉えられれば、他の不動産業者にも波及し、膨れ上がっていた不動産価格が暴落。
これらの企業に融資している金融機関の債権が不良債権化し、人民の不満は中国政府に向かう、という流れになるでしょう。
中国恒大集団の債務は3,000億ドル以上とも言われており、中国政府の介入がなければ立ちゆかない状況のようです。
しかしこれまで中国の経済を牽引していたIT業界に対する締め付けを強化し、本来の共産主義に先祖返りを図りつつあるように見える中国政府が恒大を本当に救うのか、という疑問が残ります。
リーマンショックのように世界中に波及することはないとか、最終的には中国政府が救うとか、結構楽観的な意見の方が多いみたいですが、果たしてどうなるでしょうか。
中国発の爆弾になりそうなこの事態。
爆発すると大変なことになりそうです。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週末と比べてー9,667ドルとなりました。
先週に引き続き大きく下落。
金価格の下落に伴い、金鉱株のシバニェ・スティル・ウォーター(SBSW)がまたまた下げています。
一方、原油価格の上昇でロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)は一時40ドルを大きく超えましたが、終値では39ドル台に落ち着いています。
日本株は先週末と比べてー700円となりました。
東電が上がったり下がったりと毎週大きく動いていますが、トータルすると小動きでした。
話は変わりますが、一カ月ほど前、2,000円で500株を指値し、期間設定を間違えて指さらなかったサイバーエージェントが、現在2,241円と10%以上も上げています。
みなさん、株を注文するときはキチンと確認してやりましょう。
中国恒大集団ショックが起こった場合、どうすべきか
現在のコロナバブルの中で、市場はどこでこのバブルが弾けるのか神経質になっている状況があります。私もそうです。
この中国恒大集団ショックがそのきっかけとなり、雪崩を起こす可能性は十分にあります。
そうなった場合の私の対応としては、まず急激な円高に見舞われると思われますので、SBIのFXを使って、レバレッジはあまりかけず(1~2倍程度)2,000万円分ドルを買い下がり、米国株を購入する資金を確保します。
その後は、暴落した米国市場の景気敏感株、大型配当株を買い下がろうと思っています。
いわゆる「逆張り」を狙っています。
この爆弾による暴落は、ずっと待っていた配当生活の大きなステップになりそうです。
そのまま何事もなければそれもよし、暴落してもそれもよし、というスタンスで臨みたいと思います。
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