これから先の日本がダメなら海外への逃避もありか ー今週のポートフォリオー

ポートフォリオ

ハイサイよしおです。

先週の記事ではこれから起こるであろう「大増税」と「公的サービスの質低下」の可能性について書きました。

アフターコロナに待ち受ける大増税。荒廃した日本で生きていけるのか ー今週のポートフォリオー
作家の橘玲氏は、「今年どんな事件が起こるのかはわからないが、10年後や20年後の日本がどうなっているのかはかなり正確に予測できる」と述べています。それは「人口動態」に基づく未来の日本の姿です。

もし今後の日本の将来に明るい展望が描けないのであれば、選択肢の一つとしての海外移住があります。

日本は単一民族で隣国と言語が全く異なり、また島国なので、ヨーロッパの様に他国に気軽に住まいを移すという感覚がありません。

海外移住という選択のハードルが極めて高いのです。

しかし、今後も超長期にわたり子ども達にツケを背負わせるよりは、いっそのこと海外移住という選択肢も現実的に考えるべきではないでしょうか。

そうなってくるとどこに移住するのかが一番の問題となります。

第1条件としては日本よりも物価水準が低い国。

そうなってくると、おのずと北アメリカと西ヨーロッパ、北欧なんかは選択肢から外れることになります。

私の場合は間違いなく東南アジア一択です。

ただ東南アジアの国々でも近年では経済成長が著しく、ひところよりはその恩恵を受けるメリットは少なくなってきていますが、まだまだ魅力的な部分は多くあります。

例えば銀行金利。

1年定期だとインドネシアが約2~3%、ベトナムが5~6%なので、1億円程度のまとまった資金を持っていれば金利だけで生きていける計算です。

まあ、他の国もコロナ対策のツケに関して言えば大差ないかもしれませんが、これは相対的な話であり、少子高齢化や異次元の金融緩和、デフレが続く日本よりも、他国の方が「よりよい場所である可能性が極めて高い」と考えています。

今週のポートフォリオ

私のポートフォリオは次のとおりとなりました。

先週末と比べて+5,244ドルとなりました。

今週は結構な値動きがありましたが、結局昨夜の米国市場の上昇によりプラスで引け。

私の保有銘柄はまちまちでしたが、大口のETFとBDCが伸びたおかげでこっちもプラス。

無線通信とHBOマックスの加入者数が予想以上に伸びたAT&T(T)は沈んでいます。

日本株は先週末と比べてー91,400円となりました。

J-reitのユナイテッドアーバンとインヴィンシブルが揃って下落し、他の銘柄も大きく下落しています。

最近は1歩進んで2歩下がる、の繰り返しのような。。。

 

厳しい日本社会にしがみつくか、それとも海外へ飛び出していくのか

中国本国からの弾圧が続く香港ではカナダやイギリス、台湾への移住がブームになりました。

多くの人々にとって自らの生まれた土地で生きていくことが出来れば幸せなことなのでしょうが、香港の人々にとっては海外移住はやむを得ない必要な選択だったのです。

香港の人々にできるのであれば、キャピタルフライト(資本逃避)と自らの家族の生活を守るために他国へ移るという行為も我々にだってできるでしょう。

移住に向けた情報収集もひと昔前に比べたらはるかに容易で、ググればいくらでも出てきますし、移住先でもSNSやスカイプを駆使し、親族や友人とこれまで同様につながることもできます。

 

私は移住に対する抵抗感は皆無なのですが、「そうは言っても仕事や子どもの学校があるし簡単にはねえ。」という世の中の意見の方が多数でしょう。

では気軽に移住を選択できない人はどうするか。

 

それは、高コスト社会という厳しい状況になったとしても、その世界で生きていける能力や資格を身に着け、稼ぐ力を磨くしかありません。

日本にこだわらず軽やかに世界を歩いて行くのか、それとも今以上に厳しい競争の中で生きていくのか、私の子ども達がベターな選択ができるよう、教育の機会を与えながら世界情勢に対する関心を高めさせて行きたいと思います。

 

 

応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ 

コメント

タイトルとURLをコピーしました