アフターコロナに待ち受ける大増税。荒廃した日本で生きていけるのか ー今週のポートフォリオー

ポートフォリオ

ハイサイよしおです。

作家の橘玲氏は、「今年どんな事件が起こるのかはわからないが、10年後や20年後の日本がどうなっているのかはかなり正確に予測できる」と述べています。

それは「人口動態」に基づく未来の日本の姿です。

日本の人口は2005年から減少を始めており、2030年には1億1500万人、2050年には9500万人まで減ります。

その一方で総人口に占める老年人口(65歳以上)の比率は30年には31.8%、50年には39.6%に上昇し、年少人口(14歳以下)の比率は30年に9.7%と1割を切るとされています。

これを一言でいうと「超高齢化社会」です。

この未来予測の確度はほぼ100%なので(若年人口が急激に増えることはあり得ないし、今の出生トレンドならさらに加速する可能性も)、「人生100年時代」を生きる我々現役世代は退職後の糧を得るため、膨大な時間を潰すため生涯働き続けなければいけない、というのが彼の主張。

これらのリスク体制は当然個々人で異なっているので、私のように一日でも早くFIREするために投資に励んでいる人もいるでしょう。

ただここに来て突如として舞い降りた、新型コロナという「ブラックスワン」

世界の歴史ではこれまでもスペイン風邪やペストなど、社会に大打撃を与えた多くの疫病がありました。

その過去の疫病と今回の新型コロナとで異なるのが、過去の疫病が人がバタバタ死んで社会が硬化するという、主に「現在」にへ打撃を与えたのに対し、新型コロナでは、元は我々が収めた税金である国の予算と、国債という借金で調達された資金がジャブジャブと湯水の如く使われていることです。

当然、これらの「お金」には様々な使途がぶら下がっていたはずですから、どこかで帳尻を合わさないといけません。借金ならなおさら。

さて、この責任は誰がとるのでしょうか。

今週のポートフォリオ

私のポートフォリオは次のとおりとなりました。

先週末と比べてー9,698ドルとなりました。

金価格と原油価格が冴えず、シバニェ・スティル・ウォーター(SBSW)とロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)が大きく下落。

あと、最近購入したエアビー・アンド・ビー(ABNB)とヴィアトリス(VTRS)がスーパー下落。

デイトレしているわけではないので一喜一憂はしませんが、購入タイミングが少し早かったか。

日本株は先週末と比べて+7,320円となりました。

いつもとは逆で、今週は日本株が上昇。

ただ、昨夜のダウが300ドル近く下げたので、週明けの日本市場はまたガクンと下がるはずですが。

来るか?大増税と公的サービスの質の低下

国の予算の大本は税金であり、国債は国の借金、ひいては我々の借金となります。

個々人に借金額が割り振られるわけではないので実感しにくいかもしれませんが、つまり「このお金をどうやって返済していくか」の責任は我々が負っていることになります。

そのため、超高齢化が確実な未来では、つじつまを合わせるためには労働する現役世代からむしり取るしかないので、確実に税金が上がります。

その規模は復興特別税どころじゃないでしょう。

目に見える税金だけではなく、社会保障費が上昇するのと反比例して公的サービスの質は下がり、教育費、公的インフラ、治安などにも少なからず影響がでてくることでしょう。

当然、その「懲役」は長期に及び、負の遺産として子孫に受け継がれていきます。

国全体が「夕張化」するイメージでしょうか。

私個人としては、日米両国における株式投資にかかるキャピタルゲインとインカムゲインへの課税強化が最も気がかりです。

これらの動向がFIREのタイミングを左右するかもしれません。

 

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