ハイサイよしおです。
マネーポストで「「日本が財政破綻する確率は100%」と大前研一氏 国民は何をすべきか」という記事がアップされていました。

記事の内容を要約すると、
・日本の巨額債務は他先進国と比べてもヤバい
・GDP比では敗戦直前が200%だったのに対し今は230%で、一人当たり987万円の借金
・税金を払える生産人口年齢が減り続けているから破綻確率は100%
・日銀が紙幣を刷りまくり、大量発行する国債を民間銀行が引き受け、それを日銀が買い取って貯め込むという禁じ手をやってる
・郵貯や銀行預金の形で個人資産が国債購入の手段として使われ、更に2匹のクジラ(日銀とGPIF)が国債と株を爆買いすることで、個人金融資産が国債に、年金積立金は国債と株に化けているので、国が財政破綻したら国民も一連託生
・なのに政治家には危機感がなく、GAFAMのような巨大企業やデカコーン・ユニコーンといった企業もでてこないので、債務を返せるわけがない
大前氏はこの財政破綻に対する処方箋として、
・不動産や金などの影響を受けにくい資産を保有しておく
・国を見限り他国に行っても生きていけるよう、個人で稼げる力を身につけておく
と結論を述べていました。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週末と比べて+20,645ドルとなりました。
今週はある程度リバウンドしました。
特に、年内に100バレルを突破するとニュースがあった原油関連で、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)が大きく上昇。40ドルを超えてきました。
金鉱株のシバニェ・スティル・ウォーター(SBSW)、ETF、BDCも大きく上げています。
日本株は先週末と比べて+24,950円となりました。
米国市場の反発と比べ、相変わらず日本株は弱い。
みずほなんか、三菱UFJや三井住友なんかと比べると下げる時は大きく、上げる時は小さいという。
まあ不祥事起こしてるんでしょうがないですが。
東電なんかも全くダメだ・・・
実は頻繁に起こっている国の財政破綻(デフォルト)
国の財政破綻(デフォルト)は、ロシアやギリシャ、アルゼンチンなどで、我々の想像よりも遙かに頻繁に起こっています。
日本でも戦前から戦中にかけ、戦費調達などのために膨大な国債を発行したため、ハイパーインフレになりました。
それを収めるために、預金封鎖、新紙幣を発行し、高率の財産税をかけたため、過去の国債は紙ズとなり、結果として国民の多くの資産は国に没収されました。
現在の債務がそれを超えた状態であるというのは、いつデフォルトしてもおかしくないということです。
ただ、「朝起きたら国債が紙クズになって預金封鎖されていた!」と急激に事が起こる訳ではなく、
・徐々に国債価格が下落し金利が上昇
・円安とインフレが進行
というステップを踏むことになるので、このような兆候が出てきたら「いよいよ危ない」ということになります。
なので、慌てる必要はありませんが、そうなった場合にどのような対応をするかをシミュレーションしたり、情報収集をしておく必要はあります。
先ほど紹介した記事の中で大前氏は「世界のどこに行っても稼ぐことのできる能力を磨け」と言っていますが、日本国民のほとんどがこの国と土地にしがみついて生きるしかない以上、現実的なアドバイスではありません。
実践出来る人は限られた年代以下の人々や、ある程度の教育を受けた人々などに限定されるでしょう。
日本が財政破綻(デフォルト)することが確実ならどうすればいいか
私はほとんどの資産をドルで保有しているので、インフレになっても円安になれば日本国内での購買は問題ありません。
ただ、米国も日本と同じような状況になれば理論上、ドル円は安定し、インフレパンチだけを食らうことになる訳ですが、少なくとも給料は円で、資産はドルで、ということであれば為替によるヘッジとしては十分でしょう。
私が実践している米国市場を通した世界中の企業への投資であれば、自宅のパソコンでネット証券会社を通じて出来ることなので、簡便さで言えば一昔前と比べるとハードルはかなり下がっています。
もし日本の財政破綻に備えるためのアドバイスを私が知人にするとしたら、
①ネット証券に口座を開設し
②米国市場に
③少額からでもいいから
④ドル建で
⑤出来るだけ早く投資する
ことを勧めます。
ただ、これまでの経験からすると、ほとんどの人は①のハードルを越えません。
なぜならそれはかなり面倒くさいことと、危機が起こった場合の想像力が欠如しているからです。
オオカミが来ることを事前に知っているなら、他の豚がどう対応しようとしているかを見て、レンガの家を建てる設計図を作りながらレンガを入手する方法を調べ、必要な資金を稼ぎ(または貯める)、実際に建築する必要があります。
ほとんどの人は、自分と自分の家族との生活くらいが守備可能な範囲です。
その範囲を自分の戦略とやり方で守っていくことは、それほど難しいことではないでしょう。
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