ハイサイよしおです。
バンク・オブ・アメリカの最新調査では、投資が行き過ぎだと考える投資家の数は記録的に増加しているとのこと。
また、ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストは今の投資ブームについて、「持続不可能な行き過ぎであることは明白」としましたが、一方で、「米国債利回りや企業の信用、現金を考慮すると、総合的な株式市場のバリエーションは過去の平均を下回る」とも。
更にシティは、「バブルがいつ破裂してもおかしくないが、米株式指標は更に50-100%上昇する可能性がある」と予想しています。
これをまとめると、「株式市場は過熱していてメッチャ危ないけど、もっと上がるかもよ」ということですね。
こんなことは誰でも言えますねー。
各国の財政出動でキャッシュが世の中にジャブジャブ供給され、それが回りまわって株式市場に流れ込むだろうと。
リーマンショックの時に各国協調して企業や雇用を支える経験、ノウハウは出来上がっているはずだから、調整があったとしても未曾有の事態には陥らないだろうと。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先々週末と比べてー21,340ドルとなりました。
ゲームストップを巡るゴタゴタでダウはー620ドル強の下げ。軽く30,000ドルを切ってきました。
私の保有銘柄でも、スリーエム(MMM)以外は全て下げました。
MMMは週始めに上げたので、かろうじてプラスを保っています。
日本株は先週末と比べてー26,550円となりました。
今日の日経平均はー534円と、2万8千円を軽く切り、超絶下がりました。
私の日本株ポートフォリオはまちまちなでしたが、その中でも三井物産が足をひっぱりました。
バフェット効果は息切れなのか?
下がるのを予想するならオプションやベアETFなんかの手段もあるけど・・・
株式市場の未来が不透明で悲観的なら、一般的にはオプション取引とかベアETF、空売りなんかでヘッジしてもいいでしょうよ。
まあ私はやりませんけど。
理由は2つ。
私がオプションをキチンと理解していないからです(すみません、ショボい理由で)
オプションの専門書を1冊読んで、関連のネット情報にも何回も目を通しました。ついでに口座も開設していますが、上手くやれる自信がない。
自分が理解していないものには手を出さない、ということです。
だって怖いじゃないですか。
理論上は青天井の損失があるなんてね(確かこんなことが書いてあったと思う)
ベアETFについては、結局そういう凝ったETFは得てして経費率がバカ高い。
普通に1%を超えるものがゴロゴロあります。
いつ暴落が起こるかも分からないのに、しっかり経費だけはとられるとなると、もうこれは完全にやる気が起きません。
しかも私はかなりの額を運用しているので、それなりに保有しないと、仮に下がったとしても焼石に水状態です。
そこで、ささやかなヘッジのつもりで、「有事の金(きん)」となるであろう金鉱株を保有していますが、今のところは何故かこちらも順調に伸びています。
最初は金ETFの購入を検討しましたが、こちらは結局経費が掛かるので却下し、金鉱株で配当ももらえるハーモニー・ゴールド・マイニング(HMY)を保有しました。
購入後、しばらく低迷していたため、少し上がった段階で全部売却しましたが、同じ金鉱株のシバニェ・スティル・ウォーター(SBGL)は現在も保有中。
ただ、今までの値動きを見ると、ダウのチャートと連動して上がっているので、暴落時も連れ安しないか少し心配です。言っている側から今週はー10%と大きく下げていますね。
もしかしたら仮想通貨あたりに資金が逃避するかもしれませんね。
先日、池上彰の番組で投資について特集していました。
内容は代表的な投資について軽く表面をあぶった程度でしたが、これは現代の「靴磨きの少年の逸話」、暴落フラグかもしれないですね。
今は毎月100~400万円程度のプラスが当たり前になっているので、ノーガードのまま暴落に転じた場合を想像すると・・・あー恐ろしい。
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