リーマンショックが起こった2008年、ダウ平均株価は暴落する前の9月12日と比べ、2009年3月6日には-43.3%となりました。
その影響は各国に飛び火し、日経平均株価は2008年の高値15,156円から6,994円まで半値以下になりました。
半値以下って、米国市場より下げてどうすんのよ・・・
「そろそろ暴落するぞー!」と悲観論を叫ぶ人達は常に一定数います。
楽天的な見解を述べる人よりも悲観的な意見を主張する人の方が知的に見えやすいからではないかと分析してますが。
今年もそのような悲観論者のエネルギーにくべる”まき”はたくさん生まれていました。
◯アメリカの長期金利の上昇
◯米中の貿易摩擦
◯アルゼンチンやトルコなどの新興国の経済不安
◯高値を更新し続ける株価
知的な話ができる(ように見える)種はすくすく育っていました。
そして10月10日の世界同時株安。ダウ平均株価は前日比-3.15%・-831ドルの25,598ドル、日経225は前日比-3.89%・-915円の22,590円でした。
私もVTやVTI、VWOなどのETFがポートフォリオの大部分を占めているため、夕べの暴落では結構な影響を受けましたが、これくらいではちっとも心はざわつきません。
逆に、もっと下がれば買い増しできるぜ!くらいのテンションです。
インカムゲイン派にとっては、下がれば下がるほど配当利回りが上がるため、「欲しかった、高くて手が届かなかったあの株が、なんと今ならこのお値段!、しかも利回りもプラスお付けします!」という感じです。
インカムゲイン派のいいところは暴落でもメンタルが保てるため、キャピタルゲイン派よりもステージに留まることが容易なのです。
これは始まり?それとも飛び上がるための屈伸?
といっても、このレベルで終わるのか、それとも今夜もナイアガラだったりして・・・と、不安の種を無視できないことは確か。
この流れは当分続く可能性は高いですが、どのような投資スタンスで挑むのが正解かは誰にもわかりません。
ここで手持ち株を全て売却しキャッシュ比率を高めたとしても、どこで反転するかについては、様々な企業情報、社会条件、市場のセンチメントが複雑に絡みあうため、予測することは極めて困難だからです。
バフェットは「今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうがどうでもいい」と言っており、短期の上げ下げは気にしていないとのこと。
ちなみに、バフェットはダウ平均株価は100年後には100万ドルを超える(現在25,598ドル)とも発言しています。金言入りました。。
インカムゲイン派はリーマンショック後の株価の動きを教訓として、バフェットを見習い、配当金をもらいながらストロングホールド、お宝株を発見するかウォッチしている株がお宝化する時には買い増しすることです。
インカムゲイン派は気長にゆっくり投資して、ゆっくりお金持ちなれればいいですね♪
目指せ50位以内! よろしくお願いします。
にほんブログ村
コメント