ちょっと昔に流行った映画の主題歌にひっかけた題名にしてしまいました。思いついたものはしょうがない。ええ。
当時、流行りに負けて映画館にまで見に行きました。
うん。なるほど。
高校生の時に見ていたらはまったでしょうなあ。
映画ではいくつか実在の場所を舞台にしており、昔私の住んでいたアパートの近くも何度も出てきたので、面白い楽しみ方だなあと感じました。
聖地巡礼で、日本人・外国人問わずたくさんの人たちが来ていたようで、映画の影響ってすごいですね。
地方の活性化の一つとしてアニメや映画と地方自治体は戦略的にコラボしたらいいのに。
誰も来ない箱物にお金をかけて赤字を垂れ流し続けるより、自分たちの住んでいる土地の魅力を再発見もでき、地域住民のためにもなるのでは?
さて、話はかなりそれましたが、本題に入りましょう。
株の名は・・・

お父ちゃん、ダジャレ上手すぎ!
豊かになりたい人々
中国がGDPで日本を抜いて世界第二位になったのは2011年のことで、今から7年前です。
特に沿岸部では富裕層が増加し(内陸部との格差は依然大きいようですが)、裕福になった中国人観光客の日本でも爆買いもブームになりました。
中国人は食生活も豊かになり、牛肉や水産物の消費量が増えた結果、各国との食料争奪戦の様相を呈しており、これまで購入していた金額で日本が買えなくなる「買い負け」という言葉も聞かれるようになりました。
また、2017年の中国のスマホ出荷台数は4億6100万台で、普及率は100人当たり102.5台と、一人あたり1台以上のスマホを保有していることになっています。
物乞いや屋台がアリペイ対応しているなどキャッシュレス化も進んでおり、GDP同様、日本の経済や金融システムを既に凌駕しているといっても大げさではないでしょう。
中国に代表されるように、世界は豊かになることを欲しています。
移動や医療、伝達手段など、誰も江戸時代には戻りたくないでしょう。
私もあなたもスマホやネットが無い生活にはもう戻れません。
たとえ世界が今後不景気に突入したとしても、あなたはスマホを解約しますか?
このような人々の欲望を背景に資本主義社会は膨張し続けます。それが人間としての性(サガ)だからです。
そして、それに答えるために企業は製品やサービスを生み出し、日々競争が生まれることで、個々の株価の増減はあったとしても、経済全体は昨日より今日、今日より明日と拡大する宿命を帯びているのです。
では投資の観点からそれを見た場合、我々はどうすればその流れを容易に取り込めるでしょうか。
簡単です。全世界の全ての株を買えばいいのです。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
正確には株ではなくETFです。どうしても「株の名は」と言いたかったのです。
トルコのエルドアン大統領もブランソン神父を許したんですから、これくらい許してもらってもいいでしょう?
VTは先進国や新興国市場を含む約47カ国、約8,000銘柄で構成されており、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしているため、これはほぼ全世界の株を網羅してるといっても過言ではありません。
ほとんど機械的に全ての株式を組み入れるため、細かい企業分析・調査やそれに伴う人件費が安く抑えられるので、信託報酬は0.1%と非常に割安になっています。
もし自分でやろうと思っても個人ではほぼ不可能であり、0.1%は極めて割安だと思います。
直近の配当利回りは1.95%と決して高くはありませんが、2008年の設定来の配当込み年率リターンは約5%となっています。
アメリカの優良企業500社に投資するVOOやIVVと比べてリターンが低いのは、アメリカ経済が順調な反面、日本や新興国などの国々が足を引っ張ったためです。
VTは良くも悪くも平均となりますので、大きなリターンは見込めませんが、過去の実績から見れば、長期では今後も安定的なリターンが見込める可能性が高いETFです。
私も実際に保有しており、2011年の初購入以来何度か買い増ししており、現在、保有している株の約30%を占めています。リターンは現在157%と順調に推移しています。
ここまで書いておいてなんですが、私は個別株や他のETFで市場平均を超えていきたいと考えているのと、安定的な高配当株の優先順位が高いのと、すでにポートフォリオの約30%を保有しているので、恐らく今後買い増しすることはありませんが、米国株初心者や、広く分散させて安定的に運用していきたい方にとってはうってつけのETFだと思います。
どこで買えるの?
VTは現在、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの主な証券会社で購入することが出来ます。
VOOやIVVと同様、購入する際には円からドルに両替するという手間がかかりますが、その問題を解決する「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)」という投資信託が楽天証券、SBI証券、マネックス証券から販売されており、こちらは日本円での購入が可能となっており、つみたてNISAでも購入可能です。
信託報酬は0.2296%と、純粋なVTよりも高くなっています。
気軽に買えるが信託報酬が高い楽天VTを選ぶか、多少手間がかかっても信託報酬が安いVTを選ぶか、というところでしょうか。
ともあれ、VTは投資の最適解の一つと言っても過言では無い商品です。
目指せ50位以内! よろしくお願いします。
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