ハイサイよしおです。
明日5月14日にトルコ大統領選が行われます。
今回の選挙は、強権のエルドアン現大統領と野党6党の統一候補クルチダルオールの、事実上の一騎打ちの構図となっています。
最新の世論調査ではクルチダルオールの支持率49.3%に対し、エルドアン大統領43.7%と、クルチダルオール優勢となっています。
これは、現政権の経済政策の失策が大きく影響しています。
インフレが進む中、政策金利を引き下げ続けるという、現代の経済学に逆らうような政策を推進したり、3カ月前に起こったトルコ地震への対応が批判され、このような結果になっている模様。
現政権はNATOに加盟していますが、北欧のNATO加盟に反対したり、政治的にはロシアとの独自外交を展開するなど、ロシア・ウクライナの対立が進む中、国際的な存在感を示しています。
地理的には中東イスラム諸国と欧州をつなぐ要衝となっており、我々日本人が思うよりも、国際的には発言力が大きい、重要な国だと思います。
新大統領が誕生し、経済政策の舵を切り替えるかに注目
ほとんどの日本人はトルコの大統領がどうなろうと関係ないでしょう。
ただ私の場合、FXでトルコリラを保有しているので、トルコのイベントには注目しています。
私の希望としては、新大統領が誕生し、目下のインフレを抑えるために政策金利を上げる方向に経済政策を転換。
結果、トルコリラが上昇する、こちらのストーリーが望ましい。
思い起こせば20年前、初めての投資で8年もののトルコ国債をSBIイー・トレード証券(現SBI証券)で90万円弱購入しました。
当時のレートが16.77円/トルコリラ。
それからズルズルと下げ続けました。
金利は当時どれくらいだったか忘れましたが、償還されたときはほぼプラマイゼロでしたね。
そして現在のレートが6.93円ですから、当時と比較すると、実に約60%下げている状況です。
過去にはFXでロスカットにあったこともありました(遠い目)
とこのように、トルコリラとは腐れ縁なのです。
現在の私の投資規模からすると、トルコリラの保有割合はそこまで大きくないのですが、新大統領になって、ここで少しくらい損失を取り戻してもいいじゃありませんか。
いずれにせよ、明日、新体制がどうなるか決まります。
今週のポートフォリオ
今週のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週末と比べてー10,295ドルとなりました。
プラチナ価格の低下の影響を受けたシバニェ・スティル・ウォーター(SBSW)の暴落が目につきます。
しかし、スリーエム(MMM)はいつか復活する日が来るんだろうか。
利回りも6%が目前。
日本株は先週末と比べて+32,800円となりました。
今週、日経平均は29,000円超と、1年半ぶりの水準を回復しています。
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