ハイサイよしおだ。
やばい。最近ビールを飲む習慣がついてきている。しかも米を食わずにおかずをつまみに飲むという、どこに出しても恥ずかしくない正統派のおっさんになりつつある。いや、ここは可愛らしく「おっちゃん」と言わせていただきたい。
「おっちゃん」
なんか関西風の味付けになるが気のせいか?
わかった、アクセントを「お」に持ってきたらいいじゃないか。
「おっちゃん」
だ。
文章で書かれても意味わかんね、って空き缶を蹴っ飛ばしているそこの少年。人生に必要なのはイマジネーションだよ。さあ想像してみてよ、翼がニョキニョキ生えた背中をさ!いつだって心はグラビティフリーなんだからさぁ!
続 タイではこれをやる!
〇バンコクをVR的に支配下に納めたい
バンコクの高層ホテル、バイヨークスカイホテルの最上階スイートから眼下を見下ろす俺。
生まれたままの一糸まとわぬ姿のまま夕日に照らし出されている俺の真っ赤なボディ。手にしているのはタイのブランド「シンハービール」一択。
いや、この際どうでもいいだろう、銘柄にこだわるなんてのはパイナップルの入っていない酢豚を否定するようなものだ、と一人ごちる俺の濡れた唇。
しかし、さっきからエアコンのリモコンが全く見当たらない。たぶん18℃くらいの設定になっている。そして北野武の映画張りにタップダンスを始める俺の奥歯軍団。
しかし裸体で眼下をにらみ続けるという積年の願望を前には全てが無力だ、何も言えねえ、とミニ北島がプチ憑依。
〇パタヤで懲りずにパタパタしたい
パタヤでファラン(白人)のリタイア組に交じって昼間っからアメリカンジョークの応酬を行う。
「まぬけってどういう意味だ」
とAがBに聞いたのさ。するとBは、
「それは、聞いている人、つまり質問した人に対してその答えを理解できないほどわかりにくくて長ったらしい、または回りくどい方法や言い方でで自分の考えを説明しようとする人のことだ。わかったか?」と。
するとAはこう言ったのさ。
「ちっとも」
このジョークをシンガポールなまりの英語で繰り出すも水を打ったようになる店内。席を立つファランの連中。
その後は自我を失くしかけるほどチャーンビールを浴びるように飲む俺。頬を伝う涙は果たして・・・
やっぱり、「浮気相手はお前の母親」、という低俗なジョークの方が良かったという負け惜しみ結論に達し、現実世界と手を打つことにかろうじて成功。そして6時間ぶりに地上に降臨。その後はほろ酔い加減でビンビールのふたのギザギザで生命線を伸ばすことにひたすら没頭。
〇タイのチャイナタウン、ヤワラートでグルメを満喫したい
フカヒレで有名なレストラン、フアホンセンで安くて美味いフカヒレを食べることに努力を惜しまない。
指笛を鳴らし店員を呼び、やってきた三白眼気味のヤンチャ坊主に、「いや、お前じゃない、そこの清楚なマダムを」と指名する俺。
困惑気味にやってきた50代のおばちゃんに「この店で一番高いワインを」と頼んだ瞬間笑顔になるおばちゃん。そして、すぐさま奥から紹興酒のボトルを持って現れるおばちゃん。
その100万バーツの笑顔の前では、北朝鮮や温暖化の問題なんかもうどうでもよくなり、「釣りはいらない。素敵な思い出ありがとSUN」と上手に両目ウインクを繰り出しながら、1,000バーツをおばちゃんのエプロンの胸元に突っ込み、食い逃げ気味のテンションで食い気味に通りに飛び出す俺。
5分後、何事もなかったかのようにムーンウォークで店に戻り、三白眼に頼んだフカヒレスープとレオビールを交互に1時間かけて飲み干しながら、「ドラえもんの道具で一番何が欲しいかと言った時に、”もしもボックス”という大人にだけはなりたくないYOね」と岩に染み入るようにしみじみとつぶやく。合掌。
バンコクでバービアの開拓をやりたいなあ
バンコクは夜のイメージが強いので、「バービア」で検索すると、女性とのセットが引っかかってくる。クイーンズパークプラザとか。
俺はシンプル、かつ気軽にカウンターで飲める安いバービアに入り浸りたいんだ。クラフトビールなんて意識高い系でなくてもいいんだ。南国の夜に合うような安っすい、薄っすいヤツをカウンター的なイスで気軽に飲みたいんだ。
そういう意味ではパタヤのバービアがドンピシャのイメージではあるんだけど、だったらパタヤに行けという話になると、あとは取っ組み合いになるだけなのでそんなことは言うのはやめよう。ダメ、チクチク言葉。
俺はバンコクでもやりたいんだ。やっぱ全てネットで検索するような時代の申し子的な感じではなく、やっぱ自分の力で切り開かないといけないよね。
お金はあるんだけど暇が無いし、家族のタイミングが合わない。たぶんブラック業務の影響で年末も休めないだろうし。
果たして今度バンコクに行けるのはいつなのか・・・
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