永遠の命題 ー 減らさずに残していくこと ー

投資全般

先週末、役所にいった帰りに道をあるいていたら、電柱にこんなポスターが貼られていました。

いやいやいや。いやいやいや。

5%に戻せて。

 

消費税反対ちゃうんかーーーい!

と、危うく電柱にフライングツッコミするところでした。

いや、電柱は悪くないやろ(👋これはただのツッコミ)

この愛嬌のある団体は置いといて、税金の話。

 

税金と手数料のお話

私は長期投資で資産を積み上げていき、最終的にはセミリタイアする予定です。

でも時々、利益確定してー、とか、デイトレしてー、と思うことがないわけではありません。ウォッチしている銘柄の中にはレンジでウロウロしてるのがいくつかあるのでね。

でも、そこはグッとこらえ我慢します。何故かって?

税金と手数料がもったいないから。

私はブログの中で米国市場は歴史的に見て右肩上がりで、資本主義の性質上、今後もその傾向が続く可能性が高い、と何度も言っています。ただ、確実に儲かるとは一言も言ったことはありません。

投資の世界において断言できるのは、逆説的になりますが、

確実に儲かる投資法はない

ということです。

そして断言できるのがもう一つあります。それは、

確実に損する方法ならある

です。

それが冒頭の私の懸念につながります。

確実に損する方法は、納めなくてもいい税金を納めたり、高い手数料の商品に手をだすことです。

断っておきますが、私は税金を納めない方がいいとはいっていません。税金は国民の義務で大切です。

私は節税とか手数料を節約する意識を持たないといけない、と言っているんです。

たとえば、米国株の配当には現地で10%源泉徴収されます。そして、この税金については、確定申告すれば、ほとんどが戻ってくるのです。ほっといたらまんまと二重課税されてしまいます。

 

もう一つ。

天才バフェットが率いるバークシャーハサウェイは無配(配当を出さないこと)で有名ですが、これはバフェットの「配当を出すことによる二重課税を避け、利益を再投資することで企業価値を高める、株価を上げることで株主に還元する」という方針のためです。

手数料については、例えば外貨預金で外貨を購入するよりも、FXを使えば1/100の手数料で済みます。SBI証券のFXであれば、それを原資に実際に米国株を買い付けることだってできます。

このように、税金や手数料についてキチンと考えなければ、あなたの財布からはどんどんお金が逃げていきます。

面倒くさいと思わないで投資に取り組めるかどうかが、資産形成の第一歩となります。

 

一番気になる税金

でも、いつか、私がどうしてもお世話になる税金があります。

それが、売却益にかかる所得税と住民税です。その率、なんと20.315%。

もう、うちの一族の基金にして、子孫代々に引き継いでいくとか。

残した株は子ども達に分けて、そのあとは長男が引き継ぐこと、とかね。

でも、証券だって時価評価されて、控除の上限を越えたら結局相続税がかかるし。

法人を作ってそこに持たせたとしても、移す時に贈与税がかかるんじゃなかろか。

シンガポールなどのタックスヘイブン(租税回避地)では相続税や贈与税が課されませんが、その条件として”あげる人””もらう人”ともに10年以上海外で居住しないといけません。

晴れてその資格を得たとしても、免れるのは海外にある資産だけらしいです。

一般ピーポーには到底使えそうもありません。そこまで苦労するほどの価値がある莫大な資産がないですから。

ということで、私のもくろみを秒速で否定する(自分で)という結果に終わりました。

ただ、これからもこの税金と手数料とうまく付き合う旅は続けていきます。

 

でも、子孫に美田は残すなとも言うしなあ。バフェットだって子どもに莫大な資産は残したくないということで、子ども達にはたった20億ドルしか残さないって言ってるしなあ。

いや、多いやろ!(👋フライングツッコミ)

と、ビシッと、決まったところで今日はこれまで。

 

あ、憶測で書いてる部分もありますので、節税される方は専門家に相談し、当記事は参考程度にしといてくださいね。

参考になるか!(👋)

 

 

50位以内に入ったら、うめ吉とちょろ坊をファミレスに連れて行ってあげることになりました。よろしくお願いします。
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