今学生じゃなくてよかったわ

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ハイサイよしおです。

管理人は24年前に大学院を卒業した後、民間会社に就職しました。

ただこの会社が超絶ブラックで、数カ月で退職。

バイトしながら就職浪人し、再度就職。それから22年間勤めあげ、今年の3月にFIREしました。

理系学部だった管理人は大学でほぼ遊び惚けていたので、研究職の少ない沖縄の中では就職に苦労しました。

当時は何者になれるのか、どこに行くのか全く分からないままあがいていましたが、しかし今振り返ってみると結果的に何とかなってきました。

しかも普通の人(管理人の友人や知人限定ですが)が達成できないような資産も形成しFIREに至るという、経済的には人並み以上にうまくいったと言えると思っています。

世界中で進む人員削減の流れ

コロナ明けの世界各地では人手不足が進んでいて、そのおかげで賃金インフレも進んでいます。

我が沖縄県でも建設業、観光業を中心に人手不足です。

バスの運転手が足りないということで、本島を中心に72便減便するというニュースも最近ありました。

そんな中、これらの人手不足に対応するために事務作業などのAI化や自動操舵技術開発などが急速に進んでいます。

先日のニュースでありましたが、IBMでは今年8月までにAIで代替できる事務部門の雇用を約4000人削減したとのことです。

米通信大手のTモバイルでは全体の7%にあたる従業員を一時解雇する方針を固め、9月から解雇通知を始めました。その理由の一つが「AIの活用」であり、同社CEOは今後「AI時代に対応した雇用体系にする」と明言しています。

他にも、クラウドストレージの「ドロップボックス」が全従業員の16%にあたる500人の削減を発表していて、テック企業を中心にAI代替による人員削減は今後大きな潮流となりそうです。

今後生き残るには「知識労働」「地元」「マックジョブ」の3極化か

マッキンゼーアンドカンパニーが7月に公表した調査では、生成AIの普及で、2030年までに米国の仕事の29.5%が自動化される可能性があると指摘しました。

生成AIによる自動化で、単純な反復業務、オフィス支援業務、営業職などは今後益々減る見込みです。

そんな時代を生き残るには当然AI技術者の需要は増すでしょうが、AIに代替するのが困難な「知識労働」、その中でも単純な反復業務がないものに限られるでしょう。

逆に、AIが支援することにより処理能力が大幅に上がることで今まで以上に忙しくなるかもしれません。

あとは地元に根差した職業。イメージで言えば町の床屋さんとか食堂とかでしょうか。こういうものはAIが代替するには限界があるはずですから。

こういう職業以外はいわゆるマックジョブとなり、どれだけ安い賃金で働くかの叩き合いになるでしょうね。

そう考えると、今から就職する学生さん達は大変ですよ。

私の子供達が将来何の職業につくのか分かりませんが、FIREを達成した身からすると、どんな職業につこうとも経済的に不安がない生活を送ることは可能だと思っています。

これからどんな世界になろうと、ファイナンシャルリテラシーを高めるための教育は必要でしょうね。

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