【東南アジア縦断 #9】最大の難所!国境越えからシェムリアップへ(シェムリアップ)

旅行

ハイサイよしおです。

今日は、この旅最大の難所と考えている、タイからカンボジアへの国境越えと、シェムリアップまでの行程です。

主な懸念点は3つ

〇タイの国境側の町、アランヤプラテートから国境まで5㎞くらいあるが、移動をどうするか

〇国境越え

〇カンボジア国境側の町、ポイぺトからシェムリアップまでの移動をどうするか

特に、カンボジア入国後のシェムリアップまでの情報が、ネットを調べてもほぼでてきません。

さてどうなることやら。

パタヤノースバスターミナルへ

ホテルを8時前にチェックアウトし、グラブバイクでパタヤノースバスターミナルまで43バーツ(194円)

10分ほどで到着し、チケットを購入した時に言われた場所でバスを待ちます。

定刻は8時35分。

イエローバスがその10分前くらいに入ってきましたが、車体に書いてあるバスナンバーとチケットのバスナンバーが一致せず。

係員の人に「アランヤプラテート?」と確認すると、そうだとのこと。

バスに乗り込み発車を待ちます。

さあいよいよカンボジアへ出発

定刻から遅れること10分。バスは出発しました。

乗客は私と欧米人らしき女性の2名のみでしたが、途中のバス停で地元らしき人達が乗り込み、1/3くらい埋まりました。

幸い、隣に誰も座らなかったのですが、背もたれにもたれると、徐々に倒れていくというシート。

途中から窓に寄りかかって流れる景色を見ていました。

すると、途中から土砂降りの雨が。

道路も冠水しています。

よりによって今日かよ・・・

バスは5時間超、14時過ぎにアランヤプラテートのバス停に到着。少し小降りに。

長かった・・・

いざ、国境越え

「よし、じゃ国境までグラブを使うか!」とアプリを開いてみたところ、この地域では対応していないとのこと・・・そ、想定内です。

そこで、パタヤで一緒に乗り込んだ女性に国境までどうやって行くか確認したところ、バスオフィスの係員に翻訳アプリを使って話しかけ始めました。

するとどこからともなくトゥクトゥクドライバーが。

係員曰く、「1人100バーツ(450円)」

たった5㎞の距離を2名乗せて200バーツなので、これはぼったくりです。

すると女性が怒って、「国境まで歩こう!」と言い出したので、「マジか・・・こっちは重い荷物を持ってるし、時間もないんやけど・・・」と怯んだところ、係員が「1人80バーツ」と値下げしてきました。

何度かのやり取りの末、1人70バーツで決着。

トゥクトゥクの中で女性と話したところ、ネキはオーストラリア人で、現在パタヤに住んでいること、カンボジアにはビザラン(出入国することでビザの期限をリセットすること)に行き、ポイぺトで1泊してまたパタヤに戻ることなどを聞きました。

私が「カンボジアは初めて」と言ったら、色々アドバイスをくれ世話を焼いてくれました。

国境に着くとゆっくり国境を味わう間もなく、ついてこいオーラ全開で歩き出すネキ。

通路を進むとタイ側の出国所。前の方が今回お世話になったネキ。

タイとカンボジアの間に掛かる橋。

フレンドシップブリッジ。小さな川の上に掛かっていますが、ネキは「カンボジアは汚い」を連発。

正直ここまではネキについていくのに精一杯で記憶がほぼなし。

陸路での国境越え、もっと味わいたかった・・・

初!カンボジアへ入国

カンボジア側の入国審査と同じ部屋に、ビザをとる手続きブースもありました。

ツーリストビザなら30ドル。

ネキはここでビザを取っていましたが、10分くらいで手続き終了。

一方、バンコクで管理人が取ったビザが1,400バーツ(6,300円)、トータルほぼ1日。

カンボジア大使館、ぼったくりか?

バンコクでビザを取るためにバンコクを予定より1日延長したのに、しかもここが安いとは。

30分ほどかかって無事カンボジア入国。

国境を出ると、待ってましたとばかりに勝手に怪しい男に先導される我々。

ネキにお礼をいい、今回の旅の最大の難所、シェムリアップまでの移動手段の確保に動きます。

ネットで調べたところ、キャピトルバスという公共的なバスが、ここから2㎞離れたバスターミナルから出ているようですが、ほぼ午前中で終了するとのこと。

ということは、この国境界隈でバスかミニバス、タクシーか白タクを捕まえないといけません。

たくさんの人から声をかけられますが、どこを見ても怪しい人達にしか見えません。

「どうしたもんやろ・・・」

すると、先ほどシェムリアップまで15ドルと提示してきた男性が再び現れ、「10ドル(1,410円)でどうだ?」と再提示してきました。

よく聞くと同乗者がいるとのこと。

「知り合いが乗ってきて、移動の途中に強盗に早変わりするんじゃ・・・」

そういう噂もよく聞くので、とりあえずけん制するために男性と車のナンバー込みで撮影。

走り出して10秒で再停車。

「さあ、危なそうな奴らだったら降りる準備をせな・・・」と、荷物はトランクにおかず足元に挟んだままに。

すると乗り込んできたのはタイ人の旅行者カップル。

「これは安心や・・・」

運転手の顔を改めてよく見てみると、人のよさそうな顔をしています。

実はその前、色々探している時に、人相の悪い男性から一発目で「10ドル」と提示されていました。

人は見かけじゃないといいますが、年齢を重ねると顔に責任を持て、という言葉もあります。

あの人が実際に悪い人だったのかは知る由もありませんけど、なんとなく見た目の直感も信じていいかもと思いました。

途中、カンボジア人のご婦人を乗せ、5名でシェムリアップに向かいました。

出発時間は17時。

見渡す限りの大平原

タイ人のカップルは英語を話せたので、色々な話しをしました。

この白タクの料金はいくらだったのかと聞かれたので正直に答えたところ、彼らの料金をスマホで示され「14ドル(実際はバーツで支払い)」

「ちょっとぼったくられたか。でもキャピトルバスだと6ドルなので、この時間からなら仕方ないか」と思ってよく聞いたところ、1人14ドルとのこと。

「あちゃー、タイ人の方がぼったくられとる・・・」と、ちょっとかわいそうになりました。

交渉は大事ですね。

バスの外は引き続き雨。

見渡す限りの大平原が続きます。

カンボジアの幹線道路を走っていますが、なんと片側1車線しかありません。

それが何百キロと続くのだからたまらない。

トラックや貨物車、農耕車も多いため、前をノロノロ走られると永遠に着かない。

なので、車は80㎞のスピードで逆走しながら追い越しを繰り返し、生きた心地がしません。

完全アウェーの中、シェムリアップに20時前に到着。

ポイぺトから乗り合いタクシーで来た場合、郊外に降ろされ、そこに仲間のトゥクトゥクが待機していて法外な値段を吹っ掛けるとか、アンコールツアーの営業をかけてくるとか事前情報がありましたが、運転手はキチンとホテルの近くに降ろしてくれました。

結局いい人だった。いやーラッキーだったわ。

シェムリアップの町へ繰り出そう

今日泊まるホテルはすぐ見つかりました。

「GOLDEN BUTTERFLY VILL」 3泊で5,839円(1泊1,947円)

凄くキレイなホテルで、スタッフがとてもフレンドリー。

まさかのウェルカムアイスティーがありました。

部屋も一人では十分すぎるくらい広かったです。

今回は思い切ってバルコニー付の部屋に(300円増し)

この後、シェムリアップの町に出てみましたが、いい感じのホテルがゴロゴロあります。

競争が激しく、人件費も安いのでしょう。

この町のホテルはかなりコスパがよさそうな印象を受けました。

さて夕食を食べに、かの有名な「パブストリート」へ。

観光客で大賑わいですが、カオサンやパタヤに比べると品がある気が。

夕食はこちら「TOP AFTERWORK SR」。偶然見つけ入店。

「PAD KAPOW」の牛肉 6.5ドル(917円)

最初食べたとき「味付け濃い!」と思いましたが、食べ進むにつれ、たっぷり入ったニンニクの風味がやみつきになり、「これは美味いわ・・・」と名残惜しい気持ちで最後の一口を食べました。

そして食事のお供に「Angkol Draft」 1ドル(141円)。安い。

追加で「Angkor」 1.5ドル(220円)

こちらを後にし、同じ通り沿いにある「Temple Redesign Restaurant」に。

22時からは瓶ビールが1本1ドルになっていました。

2階席で1 本だけ飲んで店を後に。

その向かいには、アンジェリーナ・ジョリーが来たことで有名な「Red Piano」がありました。

帰る途中にマッサージ屋がいくつもあるのですが、そこの勧誘がヤバい。

前に立ちふさがる、手を掴んで離さない、エロい言葉をバンバン放ってくる。

彼女達を振り切るのに、結構なエネルギーを消耗しました。

眠たい、疲れてるって言ってるでしょうが・・・

パタヤを出てからシェムリアップに着くまで約11時間。

精神的な面も含め、かなり疲れました・・・

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