私の生まれる前、父は工業高校の教員で母は専業主婦でした。
しかし、破天荒だった父はその後教員をやめ、自動車修理工場を始めます。
工場を3店舗まで増やし順調でしたが、ある時病気にかかり入院。
工場を見る管理者(父)がいなくなったため借金が返せなくなり倒産。
次に始めたのが、米軍からの払い下げ品を基地から買い取ってきて売る「軍払下用品店」を始めます。
しかし、客が来ない上に万引き被害が多発。ほどなく倒産。
その頃に子ども時代を過ごした私はおもちゃを買ってもらった記憶はほとんどなく、かなり貧乏な思いをしました。
クリスマスに車のラジコンを頼んだら、朝には靴下にF1のポスターが入っていたことも。
特にその反動もなく、今でも無駄遣いをすることはほとんどありません。
たぶん、現在それなりに資産が積みあがっているのは、小さいころに染みついたこの性質のおかげでしょう。
私が心掛けている具体的な例(いわゆる節約)
私が実践していることとしては、
〇住居費の節約。私は持ち家は買わないというポリシーを持っていて賃貸アパートに入居
家族5人で3LDKの共益費込み6万2千円
〇車は妻の通勤に必要なので所有していますが(中古車で購入価格68万円)、私はバス通勤なので、平日移動する必要があるときはもっぱらバスか徒歩
〇自動販売機で飲み物を買わない。仕事場では共有のお茶を利用
〇コンビニを利用しないで買い物は量販店。食材は週1回、イオン系の格安スーパー「ザ・ビッグ」に買い出しに
〇昼食は妻とともに持ち弁
〇福袋は買わない。宝くじも買わない
〇自分のコントロールが効く飲み会では千べろで1時間半程度
〇散髪代は3,000円ですが、短く切って年に3回程度
〇ATMからの引き出しは手数料がかからない「労働金庫」を利用
〇携帯端末はファーウェイ製で、格安SIMを利用
妻は1GB/月、私が3GB /月のプランで、楽天でんわを利用し、10円/30秒
携帯料金は夫婦二人でトータル3千円/月程度
〇服を買うのはアウトレット
今日は久しぶりに買いに行きましたが、正月特価で更に40%オフだったので、Tシャツとジャージを購入して1,700円
ちなみに、運動靴に穴が開いていたので、これも購入。こちらは新品で1,890円
逆に、私が他の人よりもお金をかけていると思うのが、
〇子どもたちの教育費
〇鼻炎の子どもたちのために定期購入している「えぞ式すーすー茶」と、身長を伸ばすために飲ませているロート製薬の「セノビック」
〇年に2回の海外旅行。ただ、飛行機はLCCを使うなど、豪遊はしない
ちり積ですよ、人生は
実際に実践していることを書いてみましたが、こういう小さいことを積み重ねることももちろん大切ですが、それよりも「常にコストを意識する」という考え方のほうが本質です。
昔の話ですが、時間関係なくATMで出金する先輩(50代後半)がいて、ある時、その現場を目撃したので僭越ながら自分の考え方を披露したら、「その発想は全然なかったわ」と言っていましたが、たぶん治っていません。
確かに面倒くさいですよ、常にコストを意識するのは。
ただ、私の場合はある意味、「節約ゲーム」のようになっていて、楽しんでやっている部分もあります。
ただ、「諸刃の剣」なのが、あまりにも節約が過ぎると、ある程度小金持ちになってもその性質が染みついてしまって、全然贅沢できなくなることです。
長年染みついた性質は、ちょっとやそっとじゃ変わらないし、年をとったらなおさらでしょう。
そうすると、小金を持ったまま死んでしまうことにもなりかねません。
その解決策として、死ぬまでにやりたいことをまとめた「バゲットリスト(棺桶リスト)」を作り、小金持ちになったらどういう生活をするのか、必ずやりたいことは何か、というのをあらかじめ決めておく必要があると思っています。
私事としては、この節約ゲームは別に嫌いじゃないし、少しでも得をしたいので、楽しみながらこれからも「ちり積ゲーム」を続けて行きたいと思います。
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