不動産投資の魅力 ープロとアマとの埋められない溝ー

不動産
TheDigitalArtist / Pixabay
ちょろ坊
ちょろ坊

おとうちゃーん、買って~、買ってよ~

よしお
よしお

どうしたんだい。おかしはさっきたくさん食べたろう?

ちょろ坊
ちょろ坊

おかしじゃないよ-。土地とか建物だよう。おいら、世間一般でいうところの不動産が欲しいんだよう!

よしお
よしお

なんぬ、不動産とな! 血は争えぬ・・・

 

 

ガバッ!

よしお
よしお

はっ、夢か・・・(汗びっしょり)

 

でも、父は分かるぞ。確かに不動産は魅力的だ(遠い目)

 

不動産投資の魅力

ハイサイ、かつて不動産投資の魅力にとりつかれて足をつっこんだヨシオ・リートスキーです。

不動産投資って何か大人の世界だと思いませんか?

金ネックレスを付けたブルドックに似のファーザーが葉巻を吸いながら地下室で企んでいるような。

バブルの頃は土地を転がして巨額の富を手に入れていたイメージがあるのでそうなったのかもしれないですね。

でもちょっと待って。あなたの近所を見回してみて下さい。アパートやマンション、ビルが建ってますよね。あれ、全部不動産投資ですよ。

プロだけじゃなく、普通のおじさんやおばさんがやっているのもたくさんあるんですね。

そう考えると結構ハードル下がりませんか?

 

不動産投資のメリット・デメリットとは

不動産には他の投資にはない多くのメリットがあります。はい、それではちょっと見てみましょう。

〇 金融機関から借り入れができるので、少ない自己資金で購入できる(いわゆる“レバレッジ”が効く)

〇 購入予定の物件を担保設定できる

〇 減価償却費や管理費が費用として計上できる

〇 不動産屋に管理をまかせたら、思っていたよりも手がかからない

〇 株や債券と違って目に見えるので満足感がある(英語では不動産を“Real Estate”=リアルな財産と言います)

 

デメリットと言うのが適切かは分かりませんが次行きます。

〇 結構な金額が必要となるので、偏ったポートフォリオとなり、もしこけたら大けがする

〇 物件の適正価格を見極めるのが難しく、下手したらぼられる

〇 でもやっぱり修繕や管理など、なんやかんやで手間がかかる

〇 地震などの災害でパーになることがある(火災保険と比較すると、地震保険は金額の割には補償が割に合わない)

〇空き室リスク、入居者トラブルリスク などなど

こうして書いてみるとデメリットの方が多いみたいですが、不動産のメリットは何といってもレバレッジが効くことです。

これがターボチャージャーとなり、急速にお金持ちになることを可能にするわけですね。

 

よしおの冒険、不動産島

私は以前、投資対象として不動産を所有していました。

きっかけは、たまたま読んだ「金持ち父さん貧乏父さん」に完全に感化されてしまったことです。

読み終えた後はとても興奮していたことを覚えています。

 

よしお
よしお

これを実践すれば大金持ちも夢じゃないぜ(ゴクリ)

それから後はむさぼるようにシリーズを読破。他の不動産投資関連書籍も次から次に。

なるほど、ワンルームマンション投資は地獄への入り口か。危ないとこやったで。

何、手数料とか税金がこんなにかかるんやったら割に合わんとちゃうんか。

築年数とインカムはこれぐらいがいいわけやな。

と、自分なりの投資地図を頭の中に作っていきました。

そしてたどり着いたのが、

 

1棟ものの土地付き中古アパートの購入

でした。

それからは週末毎に不動産屋巡り。休みを取って裁判所に行って競売物件探し(当時はネットに情報が無かったので直接行くしかなく、当然週末は裁判所は開いていません)

不動産屋はネットに物件情報を載せていましたが、直接行って聞き出すことでネットに載る前の情報や交渉中の物件情報などがあるので、頻繁に通いました。

そして、リストアップした物件の下見、リフォームに必要な見積もり、飛び込みで住人への直接インタビューなどなど、今思えばすげーバイタリティで取り組んでいました。

こんな生活を1年以上続けた結果分かったこと。それは、

「お宝物件を探すのは難しい」

ということでした。

 

私は購入する物件の基準を

○ 築年数は10年以内

○ ネット(物件価格に手数料や税金もろもろを加えたトータルの金額)で12%以上の利回り

を基本条件としていたのですが、そんなお宝物件、全くありません。特にこの“12%”というハードルが高すぎました。

私が購入した全ての不動産関連書籍は本土の方が書いており、当然、参考例も本土となります。

すると建物の基本構造が鉄骨とか木造とかになるので、建築単価が抑えられ、結果、物件価格も安くなります。

しかし、沖縄では毎年必ず来る台風に備えたRC(鉄筋)構造の物件がほとんどであり、また、輸送費がオンされるので資材代も比較的高い。

そのため物件価格は高くなるのに、物価が安い(最低賃金も低い)ため家賃は安いわけです。結果、利回りが低くなるわけですね。

競売についても、まず欲しくなるような物件があまりでてこないし、最低制限価格は示されているものの、いくらで見積もればいいのかは素人では難しい。

ごくたまにアホみたいな金額で入札しているのを見かけます。

たぶん素人でしょうが、入札する場合は保証金を前もって納めるのですが、その額は最低売却価格の2割とされており、仮に落札して権利を行使しなければこの保証金は全没収ですからね。ああなったら冷や汗もんです。

そして、不動産屋は仮に安い物件が出てきた場合、自社で購入し利益をオンして売り出すか、お得意様に内々で情報を流しているので、一般ピーポーに出回る時点ではその網に引っかからなかった、選別されたカスみたいな情報しか出てかないんですね。完全にプロの世界なんですよ。

でも、私の不動産への愛はこれくらいでは止まりませんでした。

第二章「山が動いた -フドウさん!-」へ続く(遠い目)

※来春公開未定

 

 

50位以内に入ったら、うめ吉とちょろ坊をファミレスに連れて行ってあげることになりました。よろしくお願いします。
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