今週の出来事まとめとポートフォリオ

ポートフォリオ
congerdesign / Pixabay

私の住んでいる沖縄もとうとう寒くなってきて、冬の訪れを感じさせる空気になってきました。

気温も21℃まで下がって、もう肌寒いったらありゃしない。

そろそろ衣替えの準備をしないといけないですね。

 

さて、今週の市場の動きですが、ダウ平均は大きく下がりましたね。

原因としてはいくつかありました。

〇ファーウェイ・テクノロジーの孟CFOの逮捕

12月1日、中国のスマホメーカーで、売上世界第2位のファーウェイ・テクノロジーの孟CFOが、イランで事業を展開していたスカイコムという企業がファーウェイ系列であることを隠ぺいしていたとしてカナダで逮捕されました。

この逮捕報道を受け、中国政府の報道官が釈放を要求するなど、現在行われている通商交渉が難航するという思惑が広がっています。

 

〇逆イールド

12月3日には、短期金利が長期金利を逆転する逆イールドが起こりました。

今回は米3年金利が5年金利を上回りましたが、最も注目される2年金利と10年金利の差も0.13ポイントと近づいてきています。

 

〇トランプ発言

12月4日には、トランプ大統領がツィッターで自分のことを「私はタリフマン(関税男)だ」と投稿し、米中通商交渉が不調に終わった場合、中国からの輸入品に追加関税を課すという脅しをかけました。

 

〇雇用統計

12月7日には米雇用統計が発表されましたが、米雇用者数、賃金ともに予想を下回りました。

 

先週末のG20で米中が90日間の通商協議の合意をしたことを受け、ダウが上昇したと思ったのもつかの間、怒涛のバッドニュースが続きました。

この中でも一番の気がかりは短期金利と長期金利の逆転が起こるのか、起こるならいつ起きるのかです。

一般的に2年金利が10年金利を逆転した場合、リセッション(景気後退)を示すサインとされています。

実際にそれが起こった場合、これまで蓄積された不安が爆発するでしょう。

この逆イールドと弱い雇用統計の結果を受け、連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げをどうするのかというのが今後の注目ポイントとなります。

 

ポートフォリオの動き

ハイテク株全般がイグアスの滝状態になったことをしり目に、私の米国個別株のディフェンシブ銘柄は小動きで、若干下げた程度でした。

こういうバッドニュースが続いた時に、ディフェンシブが逆に上がるかというとそういうわけでもなく、ハイテクに比べて下げの度合いは異なりますが、下がりましたね。

ハイテクも搭載されているVT、VTI、VOO、中国株が大きい割合を占めるVWOはしっかり下がっています。

そんな中でも10%以上上げたのがTMFです。

TMFは20年米国債指数の3倍の動きに連動するETFです。

やっと逆相関を示してきました。

 

金鉱関連銘柄のハーモニー・ゴールド・マイニング(HMY)とシバンエ・スティル・ウォーター(SBGL)についても反発。

TMFも金鉱関連銘柄についても、ポートフォリオに占める割合は高くないので、逆相関といってもポートフォリオ全体にはあまり影響はないのですが、心の安定にはつながっていますね。

ウエスト・パック・バンキング(WBK)も順調に下がってきています。

ただ、地合いが悪いので動きづらいなあ。

 

ウォッチリストの動き

ゼネラル・エレクトリック(GE)はもう7ドルを切る寸前です。

これ本当に大丈夫か。。つぶれないのかなあ。

 

あと、気になるのが、バフェット銘柄の一つ、クラフト・ハインツ(KHC)の状況です。

延々と株価が下がり続けており、現在48.71ドルでPERが15.5、配当利回りが5%を超えてきました。

私はバフェット銘柄については、バフェット自身の高齢なのが心配なので触らないでおこうと決めていますが、今後の動き次第では戦略練り直しです。

 

他にはビジネス・ディベロップメント・カンパニー(BDC)のエイリス・キャピタルとプロスペクト・キャピタルが、それぞれ配当利回りが9.33%、10.71%と、あり得ないくらいの高利回りになっています。

おそらく、今後のリセッションに伴う暴落で一番最初に狙いに行く銘柄候補のナンバーワンですね。

 

逆イールドと金利に注目

先ほども書きましたが、今後は2年金利と10年金利の逆イールドがいつ起こるのかですので、引き続き熱い視線を注いでおきたいと思います。

リセッション時の暴落の原資を確保するために、VWOが買値の42ドルまで戻ってもらって(ムシのいい話)、キャッシュを確保しておきたいのですが、一番大きな割合を占める中国が米国との貿易戦争の真っ最中ですし、ファーウェイ・テクノロジーやZTE(中興通訊)が各国から締め出される事態におちいっており、今後の先行きに対してはちょっと悲観的になっています。

VWOの損失を確定してキャッシュに戻すかどうか、その場合、どこまで戻れば売却するかについて考えたいと思います。

 

 

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