ハイサイよしおです。
以前、こんな記事を書きました。

私のポートフォリオには、エイリス・キャピタル(ARCC)やメイン・ストリート・キャピタル(MAIN)などのBDC、サザン(SO)、ナショナル・グリッド(NGG)などのディフェンシブ銘柄、高配当株を保有しています。
私の目標はセミリタイアなので、仕事を辞めた後の安定したインカムが必要だと考えているからです。
ただ、セミリタイアの目安となる目標金額にはあと数年かかりそうなので、すぐ使う予定のない配当をもらうことで複利効果を喪失し、その上、税金を払うという行為はどうなんだろう?と。
アマゾンやテスラなどの無配銘柄を買ってもいいかなあ、という考えが頭をよぎった訳です。
ただ、これは当然ですが、投資をする個々人のリスク耐性や資産規模、年齢、家族構成などによって、投資方法は、100人いれば100通りのやり方がある訳ですね。
そこで今回、私にとって高配当がいいのか無配がいいのかを更に深く考えてみました。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週末と比べてー6,364ドルとなりました。
低迷していたAT&T(T)がディレクTV売却の手続きを進めているニュースが伝わり、大きく上げました。490億ドルで買収したのを150億ドルという大幅値引きで売却するというバッドニュースのはずですが、契約者数が低迷しているお荷物の処理がポジティブに働いたようです。
フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)は80ドルの壁に跳ね返されていましたが、突き抜けて85ドルまで行きました。買値を回復するのは時間の問題ですかね。
日本株は先週末と比べて+22,350円となりました。
マイナスが多かったですが、三井物産がカバーしています。東電がズルズル下がっているので、買い下がりが視野に入ってきましたね。
配当貯金で来るべき暴落に備えておく
私は今の投資環境にと、それを取り巻く社会情勢に疑心暗鬼になっています。
具体的に言うと、新型コロナが猛威を振るっているおかげで実態経済がメチャクチャ悪く、今後更に悪化していきそうな中、市場が連日上げているという、この何とも気持ち悪い状況が嫌なんですね。
話は変わりますが、3月の暴落で一時、総資産が約7割まで下がりました。
かなりの衝撃でしたが、いつか来るであろうと予想していたこの時のために、キャッシュで2千万円くらいは持っていたんですね。
そのおかげでARCCやロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)なんかをバーゲンセールで購入することが出来、高配当ももらいながら、更に株価自体もかなり上げています。
もし今、キャピタルゲインにかかる譲渡所得税がゼロなら、恐らくほとんどの銘柄を売却し、キャッシュ化するはずです。
でも実際は税金で何百万円も持っていかれので、それも出来ない。
なので、せめてキャッシュとして配当を受け取り、暴落と無縁のところで地道に積んで置き、3月のような来るべき暴落の日に備えておく。
これが最適戦略であると考えました。
今の株高を見ていると、早く金持ちになってセミリタイアするためには無配のバリュー株で固めた方がいいとは思いますが、私の投資スタイルには合わないという結論になりました。
このやり方で、結果的に大ケガもなく今まで上手くやってきているので、スタイルを崩さないでおこうと。
ただ今後、バリュー株が大きく下がれば、いくつかポートフォリオに組み込むかもしれません。
時間は余計にかかるかもしれませんが、この戦法で行きたいと思います。
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