ハイサイよしおです。
ダウ工業平均株価は連日最高値を更新しており、2万7681ドル24セントで終えています。
米中貿易協議の部分合意が進展することを期待してのリスクオンですね。あまりにも高値圏で推移していて、暴落への懸念があちらこちらでささやかれています。まあ、一定数そういう声はいつもありますね。私は、まだもう少し好調相場は続くと考えていますが、少しずつポジションを縮小していこうかと考えてはいます。
あのバフェットは、自身が率いるバークシャー・ハサウェイが最高利益をたたき出すと同時に、手元キャッシュが14兆円(!)となっています。
バフェットくらいの鯨になると、その投資自体が相場を動かす存在となります。そうなるとおいそれとは投資できないようで、目ぼしい投資対象がなければキャッシュが溜まっていくのは分かりますが、もし投資の天才が意識的に14兆円も滞留させている、と考えるとすると少し不気味な感じですね。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週と比べて-1,991ドルとなりました。
マイナスの大きな要因がウエスト・パック・バンキング(WBK)の大幅な落ち込み。
先日、WBKは25億豪ドル(約1870億円)規模の増資計画と減配を発表しました。実質利益を示す調整後利益は2019年9月通期に68億5000万豪ドルと15%へ減少し、リーマンショック以来の減益となりました。ROEも2.25ポイント低下し10.75%と、目標とする約13-14%を大きく下回り、配当は80セントと前年の94セントから減配しました。この報道発表を受け、11月4日の豪株式市場では取引停止となったようです。
少しずつ戻していたのに逆戻りですね。
このような状況に陥ったのは、長年行われていた不正に関する顧客への補償や訴訟に関する費用が利益を押し下げたことが要因ですが、これは何もWBKに限ったことではなく、オーストラリアの他の銀行でも同様なことが行われていました。
連続増配していた銘柄ではないので、まあ減配があってあまり驚きません。この長年のツケを清算した暁にはまた戻ってきてくれるでしょう。ということで、そのままホールドした上、もう少し下がるようなら買い増しも検討します。
あとはシバンエ・スティル・ウォーターの劇下がりでしょうか。一部売却したことは正解でしたが、金鉱株についてはまだまだ伸びしろがあるかもと少し思っていますので、一旦利確し、もう少し下がればタイミングを見て買い増しをしてもいいかもしれません。
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