ハイサイよしおです。
米国債10年もの金利が、一時、1.5%超となりました。
ドル高、原油価格高騰、テーパリングの早期開始など、今後も長期金利は上昇していくとみた方がいいかもしれません。
そこで出てくる悩ましい問題がゴールドの方の金に対する方針をどうするかということ。
金利が上がった場合、保有しているだけでは金利のつかない金価格は一般的に下落します。
実際、私の保有している金鉱株のシバニェ・スティル・ウォーター(SBSW)は、今年の3月に1株20.6ドルをつけましたが、10月1日の終値で12.56ドルと、高値からの約4割減。
同様に、一時期保有していたハーモニー・ゴールド・マイニング(HMY)は同じく6.5ドルから現在3.18ドルと約5割も減少しています。
年3~5%の配当をもらっているディフェンシブ銘柄でポートフォリオを固めているのがアホらしくなってくる荒すぎる値動きです。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週末と比べてー5,176ドルとなりました。
9月の米国市場は相当下げました。
多少ドル高になりましたが、焼石に水。
ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)とエイリス・キャピタル(ARCC)が気を吐いていますが、ほとんどの銘柄で下げるという、まあまあキツイ状況でした。
日本株は先週末と比べてー79,500円となりました。
こちらもほとんど全滅。
岸田新総裁が10兆円規模の経済対策を表明しましたが、市場は全く無反応。
米国市場やアジア各国の市場の下落に完全に引っ張られています。
金融危機が起こるまではSBSWの売却はガマン
金については上がるときはグングン上がっていたので、当然こういうことも起こりえます。
ただ、こんなジェットコースター株を組み込んでいるとポートフォリオ全体が不安定化します。
もし私がリタイアした後にこいつらに振り回されたら、精神的にかなり良くない予想。
一刻も早く手放したいと思い始めていますが、これだけ気持ちよく下がると損切(実際は全然プラス)は難しいですね。
ただ近々、中国恒大集団がデフォルトした場合、一時的に金融ショックが世界を襲うと思いますので、その場合は金価格は上げるとみています。
ジム・ロジャーズも金は買いだと言っていますしね。まあ、あまり彼の言うことは信じていませんけど。
ということで、「金よ再び」が実現した際には、税金のことはひとまず置いといて、キレイさっぱり清算したいと思います。
本当に実行できるかは分かりませんけど。
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