ハイサイよしおです。
今週、ダウとS&P500は市場最高値を更新。
バイデン政権のインフラ投資法案が上院で可決。5年間で総額1兆ドルとのこと。
共和党からはインフレを悪化させる恐れがあると批判されていましたが、結局まだまだカンフル剤の注入は必要なのでしょう。
さて、世界の危機的状況に注入されたマネーがシンガポールに向かっているようです。

緑豊かな高級住宅街の豪邸が9500万ドル(約85億円)、高級ショッピング街に近いマンション1棟まるごとが2億1600万ドル(約194億円)と、シンガポールの不動産はまさにバブルの様相。
ゴルフ会員権なんかも数年前と比べ数倍に上がっているようです。
元々限られた国土に金融関係企業が集積しているのに加え、中国共産党からの締め付けを恐れた香港からの移入も多くを占めているようです。
この一連のニュースで思い出したのが、先日アマゾンプライムで観た「クレイジーリッチ」
アメリカで出会った恋人同士が、彼氏の故郷であるシンガポールを訪れたところ桁外れの金持ちだったというシンデレラストーリー。
主人公の女性がニューヨークの大学教授という設定だったので、二人とも勝ち組じゃないかということでそこまで感情移入できませんでしたが、エンタメとしてはまあまあ面白かったです。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週末と比べて+7,580ドルとなりました。
ダウやS&P500と連動するように、私の保有銘柄も石油関連銘柄のロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)以外は上昇。
金価格も最近は調子が悪いのにシバニェ・スティル・ウォーター(SBSW)も踏みとどまっています。
最近追加で購入したエアビー・アンド・ビー(ABNB)とヴィアトリス(VTRS)も今のところ予想通り順調に上げています。
日本株は先週末と比べて+35,150円となりました。
日本株はまちまちでしたが、SUBARUとみずほが大きく上げたので全体としてはプラスとなりました。
しかし東電は相変わらず冴えませんね・・・
お金はあったらあったで悩みもつきない
シンガポールの居住者には相続税や贈与税がかからず、キャピタルゲインも非課税で年金などの国外所得にも税金がかかりません。
所得税や法人税もかなり低いということで、投資家にとっては夢のような国です。
私がもし数百億円の資産を保有していたら間違いなく移住の選択肢にいれているはずです。
コロナ前は沖縄からの直行便も飛んでいたし。
ただ以前読んだ「プライベートバンカー」では、キャピタルフライト(資本がある国から別の国に逃避すること)だけを目的に、シンガポールで暇と金を持て余した富裕層の悲哀がノンフィクションで描かれていました。
旅行に行って楽しむ分にはいいみたいですが、日本国の非居住者となるために仕事もせずに無為に時間を過ごすのは、人生を楽しむという目的からは本末転倒のような気がしました。
お金があまりなくても家族が健康で、みんな仲良く楽しく過ごすことができれば、というところに幸せの本質があるかもしれないなと。
人間、相続税の心配をしなくていいくらいの適度な金持ちくらいが丁度いいかもしれませんね。
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