ハイサイよしおです。
栃木県を除く国の緊急事態宣言の延長が決まりました。
我が沖縄県も、当初2月7日までだった県独自の緊急事態宣言の期間が2月末日まで延長されることになりました。
宮古島なんか、10万人当たりの感染者数が一時は東京都の5倍、沖縄県全体でも全国2位という惨状でしたが、増加傾向ではないという理由から、結局国の緊急事態宣言の対象にはならず。
財政基盤が弱いうちの県で、自腹で休業補償なんかやっていたら倒産しますよ。
一方、株式市場。
巷の専門家の発言を聞くと、「いつバブルが弾けてもおかしくない」とか、一方では「経済対策で刷りまくったお金が金融市場に流れ込むので、あと2年は株高が続く」とか、とにかく「言ったもの勝ちの発言がよく目につきます。
「仮想通貨は10万ドルまで上がる」「仮想通貨への投資は全損を覚悟しなければならない」とかもそう。
当ブログではこれまで、「市場の暴落を読むのは不可能なので、ジタバタせずに市場に留まり続ける。暴落時に買い増す原資については配当を積み上げておく」を方針にすることを明言してきましたが、この方針を少しだけ変更することにしたいと考えています。
それは「買値付近でウロウロしている銘柄で、値幅が1000ドルくらいのヤツを売却して身軽になっておく」です。
キャピタルゲインにかかる株式譲渡所得税の支払いを回避するために、その範囲で納まるようにいくつかの銘柄をチョイスして。
大きく利益が出ているVT・VTIなどのETFやBDC、シバニェ・スティル・ウォーター(SBGL)を売却してしまうと数百万円単位の税金がかかってくる上に、何事もなく右肩上がりを続けた場合(可能性としてはもちろんありえる)大きく利益を逸します。
なので、いくつかの銘柄、または一部を売却し、出来るだけ身軽になっておきたいというのは、全てを売却し、市場から距離を置きたいという気持ちとの折衷案になります。
まあ、こういう風に臨機応変に対応を変更できるのが個人投資家のいいところじゃないかと。
今週のポートフォリオ
私のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先々週末と比べて+31,485ドルとなりました。
結局、大きくリバウンドして全ての銘柄がプラスになりました。
米国の主要業種別指数のほとんどが上昇したことと、1月の米雇用者数が予想を下回る伸びにとどまったことを背景に、経済対策の必要性が高まったことが要因のようです。
金鉱株のシバニェ・スティル・ウォーター(SBGL)はいつものように大きく反発。
保有銘柄の大きな割合を占めるETFとBDCも跳ねましたので、週間ではこれまでで最大の上昇幅だったかもしれません。
ドル円も105円を超えてくるなど円安に傾いているので、更に利益は上がっているはず。
日本株は先週末と比べて+67,450円となりました。
みずほは近年見たことがない上昇。
最近は日本株も少しずつプラス幅が大きくなってきました。
日本株はまだまだ信用していないけど、少しずつでも戻してくれれば。
いつその時が来るのか
今のところ、ワクチン接種のニュースが唯一の希望ですが、その霧が晴れてくると失業率、倒産件数、犯罪率、自殺者数の増加、業績暴落など、ズタズタになった経済が現れてくるはずです。
その時、この膨れ上がった市場がどう反応するのか大変気がかり。
ワクチン接種が始まると好材料出尽くしというのも考えられるし。
タイミングとしてはワクチンが効かない変異種の蔓延や、バイデン大統領が富裕層への重税を課すことを正式に表明した段階が考えられます。
その時に一気に雪崩を打たないか。
バブルが弾けて「失われた20年」が日本に暗く長い影を落としました。
バブル期以上の株高を更新し続けている各国市場において、今回のコロナショックはバブルクラッシュ以上のインパクトを与えるでしょう。
その際には一体何年が失われるのか。
大恐慌以来の重大な決断を迫られる局面を、我々投資家は迎えているかもしれませんね。
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