欲しいよう、欲しいよう!
ど、どうしたんだい? お前も不動産が欲しいのかい?(汗)
よくわかったねお父ちゃん。でも、同じ不動産でも、オイラは安定した収入が見込める駐車場が欲しいんだよう!
WOW!? 駐車場とな! うむ、確かに駐車場は魅力的だよなあ・・・
基本的には私は毎日事務所内でパソコンと向き合っています。
仕事はリストラやノルマもなく安定ており、私もどちらかというと安定が好きなタイプ。
子どもの頃から趣味が貯金。少しずつ貯まっていく小銭を眺めるのが好きという、嫌な子どもでしたね。
大人になった今でも浪費を好まず、結構好きなように生きているつもりですが、まとまったお金を使う機会がほとんどない。
年に2回、家族で海外旅行に行きますが、それも「どれだけ安くあげるか」というミッションを背負っていますので、恐らく、国内旅行に行くよりも安くあがっているはずです。
そして現在、投資している米国株のポートフォリオでも、人格を反映したような内容となっています。
キャピタルゲインよりもインカムゲインを好み、持ち株が2倍になった!と喜ぶよりも、毎年の配当が増えた!で、ほくそえむタイプです。
アクティブファンドは手数料でインデックスを上回ることができないと、シーゲル教授やバフェットも言ってることを実践し、基本ストロングホールド。
ただ、このような価値観がつく前に始めたVTやVWOなどのETFへの投資は配当利回りが低いと気づいたのが、結構大きく買い増しした後のこと。
特に、私のポートフォリオで一番大きな割合を占めるVWOは買値まで戻ったら一部は売却し、BDCのエイリス・キャピタル(ARCC)やウエストパックバンキング(WBK)などの高配当株へスイッチングしたいと思っています。
そうすれば、ガッと年間配当は上がりますので。
インカムゲインと駐車場経営
街中でよく見かけるコインパーキング。
基本的には1時間1台200~300円くらいで、24時間だと1,000円程度。
もし使う予定の無い土地が繁華街や市の中心部にあれば、駐車場は月極(つきぎめ)でもコインパーキングでもすごく良い運用手段だと思います。
仮に10台分の土地を駐車場にするとして、稼働率80%、1日1,000円とすると、
10台×30日×80%×1,000円=24万円
の粗利になります。
これが月極だと、全部埋まっていれば100%の稼働率になります。
そしてこれから税金とか手数料が引かれます。
費用としては、
〇 土地の固定資産税
〇 管理会社に支払う管理手数料
〇 また場合によってはアスファルト敷設やコインパーキングシステムの導入コスト
がかかるでしょう。
土地の活用方法として、アパートなどの不動産投資の方が収益率としては勝るでしょうが、ただ、駐車場の方が優れているのは、何と言っても維持にかかる労力がほとんどかからないこと。
私のようなサラリーマンだと、これはとても大きいメリットになります。
需要の見込める土地であれば安定した収入が見込めるはずなので、こういう駐車場を増やせば増やすほど、あなたの懐にお金を運んできてくれるキャッシュマシーンとなります。
ただし、これは土地を所有していた場合の話。
これから土地を購入してスタートするとなると、収益化はかなり難しいと思います。
利回りとしてはそれほど高くないはずなので、金融機関から借りてとなると、低金利の時代といえども上乗せされる借入利息がオンされるため更に厳しいでしょう。
そうなると、繁盛している駐車場経営をしているオーナーはごく限られたラッキーな人とも言えます。
米国株をバーチャル駐車場にしよう
無理に駐車場に例える必要性は全く無いのですが、これは購入株価と土地の路線価(税金の算定基準とするため国が調査した価格。銀座三越前で1㎡あたり何億円というニュースを見たことがあるでしょう)や実勢価格(実際に売買されている価格)を同一視し、心の安寧を得るために私が編み出した例えです。
例えば、あなたが駐車料金による収入を目的に駐車場経営をしていたとします。
毎年の路線価に一喜一憂するでしょうか?
もちろん少しは気にはなるかもしれませんが、とりあえず安定した収入があれば良しとしませんか?
インカムゲイン投資家も同じようにとらえればいいのではないかと私は思います。
米国株で安定した業績を過去に上げてきて、今後もそれが見込まれる企業。
連続増配を何十年も続けている配当王や配当貴族。
そのような株を購入し永久ホールドするわけです。
そしてその株は、土地成金や御曹司などの限られた一部の人ではなく、少しの金融リテラシーとちょっとした勇気がある人ならば誰でも購入し、実践できるのです。
日々の株価の変動には一喜一憂せず(もちろん少しは気になると思いますが)、インカムゲインに集中する。報告書を見てほくそえむ。
ただ、この場合気を付けなければいけないのが、いわゆる”減配”。
未来には何があるかは分からないので、「減配があるかどうか分かってりゃ苦労しねえな」という意見もあるでしょう。
しかし、昔の格言で「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というように、配当・増配実績のある配当貴族や配当王達を信じて買い増ししていく。
そして、これがリアル駐車場のようなキャッシュマシーンとなる。
この方々を信じて、より確率の高い未来に賭け、淡々と買い増しを続けていく。
日々の株価の上げ下げには一喜一憂しない。
そう考えると、投資を行う中で心の安寧が得られそうじゃないですか(遠い目、潤む瞳)
50位以内に入ったら、うめ吉とちょろ坊をファミレスに連れて行ってあげることになりました。よろしくお願いします。
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