ハイサイよしおです。
FIRE前の前職では管理人は役職についていて、さらに先輩・後輩・上司・部下の関係性があったので、良くも悪くも様々な人間関係のしがらみがありました。
後輩や部下に気も使うし、上司に誘われれば嫌でも飲みに行ったりと。
伽藍の中で生きて来た半生
作家の橘玲氏は日本社会を「伽藍」と表現していました。
伽藍とは「僧侶が集まっって修行する場」のことで、入退出が限られた閉塞的な社会空間を指します。
管理人がいた職場はまさに伽藍で、中途入社は皆無、定年前に退職する人はほぼいませんでした。
管理人はそんな「伽藍」の中で生きていくしかなかったので、悪評が立ったり下手に目だったりしないように生きてきました。
なので、協調性だけは長年否応なく磨かれてきました。
初対面の人、特に目下の人には緊張させないように気さくに会話をしたり、複数人で飲んでいる時でも話しが止まらないように円滑に進行したり。
ただ管理人は本当は人見知りで、できれば静かに飲みたいタイプ。
ずっと無理して生きてきました。
なので、FIRE後の人生では、無理せず自分に正直に生きて行こうと決めていました。
人間関係を気にしないで生きる
そして現在、管理人は社会との接点を保つために小学校でアルバイトをしています。
社会的には先生方はアルバイトよりも上なので、同レベルの人間関係にはなりません。
社会人であればお互い敬語なのは当たり前だと思いますが、年下にも関わらず管理人に敬語を使わなかったり、こっちを下に見ているような先生もいます。
ただ、管理人としてはあまり意に介していません。
人間関係によるストレスは身動きの取れない軋轢やうっ憤からジワジワくるものだと思っています。
今の職場が嫌なら辞めればいい。退出が容易なので「伽藍」ではありません。
また、運動会や研究授業などの慰労会=飲み会がありますが、管理人はこれにも行きません。
一度行ったことはありますが、高級取りの教員と全く同じ会費の上、全然楽しくなかったので、今後一切出席しないでおこうと決めました。
これから先の人生、人間関係では誰に強制されることも気を使うこともありません。
人間関係に悩まされることのない、自分に正直に生きるノーストレスな生き方。
FIREの隠れたメリットの一つかもしれません。
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