ハイサイよしおです。
管理人は22年半勤めた前職を中途退職し、現在、アルバイトをしています。いわゆるセミリタイアです。
セミリタイアは仕事を始めた時にはその存在も知らなかったし、漠然と定年まで同じ職場で働いているものと思っていました。
では、どの時点からセミリタイアを意識したでしょうか?
セミリタイアを決めたタイミング
退職の4年前、人事担当になった時に、部署内の異動・昇進等々を一人黙々と個室ででやっていました。
そこでは、表面だけではない人間の嫌な部分が見えたり、ミスのできない緊張感が四六時中ついてまわっていたり、時間外勤務が多く多忙であったりと、かなりいっぱいいっぱいな中、その時から中途退職についてぼんやり考え始めました。
そこから、「可能な限り早期に退職する」ことが常に念頭にあった気がします。
そして、コロナ禍からの回復で資産が激増するのに従って、早期退職のシミュレーションを繰り返すようになり、徐々にイメージを固めていきました。
人生には目標がないといけないのか
さて人生も折り返し。
現在、小学校で週5日間アルバイトをしているので、労働状況は大くくりでは前職と変わっていません。
目の前の仕事に専念しているので、今は日々の業務をただただこなすだけ。
そういう観点では、セミリタイアしている私の場合、あまり目標設定の重要性を感じていません。
目標という訳ではありませんが、あえていうなら、子供達がまだ学生なので、希望の進路に進めるかが目下の関心ごとです。
なので、塾への送迎や間食の準備、特に今度中学受験する長女については過去問を事前に予習し、それをかみ砕いて説明する家庭教師のようなこともやっていてるので、実は結構忙しい状況です。
小6の長女が大学受験を迎える6年後まではこの状況が続きそうなので、新たな目標を設定する必要はないでしょう。
自分の人生を楽しむための計画
資産シミュレーションした限りでは、今の生活を維持する程度であれば、死ぬまでお金の心配はありません。
配当やスワップ金利でやっていけるはずなので、元金はほぼ減らないと思います。
なので、今更新たな職に就こうとも思わないですし、何か資格を取得したいとも思いません。
さらなるお金持ちや社会的名声・地位なんかもすでに興味はありません。
強いて言うなら、海外旅行の際の充実度が上がる英語能力の向上でしょうか。
まだ体も全然健康なので、我が子の教育に携わりながら助走し始め、後の人生を楽しむことに費やしたいと思っています。
なので、目標というよりは計画、死ぬまでにしたいこと、バケットリスト(棺桶リスト)の作成が必要です。
漠然とは思い描いていますが、今後の目標=計画を立て、より充実した人生を送るために残りの人生を切り替えていこうかと思っています。
ちなみにアジアを今夏に旅行した時に、何をするでもなく道端でボーっとしている人達や、一日に何人客が来るんだ?というような店で店番をしているような人達をたくさん見ました。
もっと言えば、深夜の路上で子供と一緒に寝ている女性や物乞いなど、人生の目標なんてあるのか?と思う人達が本当にたくさんいました。
世の中には毎日を生き抜くだけで精一杯な人達がたくさんいて、人生の目標を立てる人達って相当恵まれていると感じていました。
一概には比較できないし、どんな人生が幸せなのかも人それぞれなんですけど、率直にそう思いました。
ただ、人生に目標があれば生活に張りがでるのは間違いありません。
そういう羅針盤のようなものがあれば、漠然と生きるよりも充実した人生を送ることができるかもしれませんね。
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