進歩の弾道 ー変わらない世界ー

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NASA-Imagery / Pixabay

最近話題になっている「空飛ぶ車」。

ウーバーが開発している空飛ぶタクシー「Uber Air」。

飛行速度は時速240~320キロ。1回の充電で最長96キロ飛べるということで、2023年には商用化するそうです。

また、Rolls Royceが開発している車は、最高時速400キロで、最長800キロまで飛行可能。

Uberに先駆け、20年代前半には実用化するらしいです。

あと10年くらいしたら一家に1台、「マイ空飛ぶカー」を持つ時代が来るんでしょうか。

ところで、「空飛ぶ車」って「走る飛行機」でもよくね? ん、夢がない?

 

友人の子どもの話

先日、友人と飲んでいたときのこと。

友人の話では、中学2年生になる息子が最近パソコンにはまっていて、家にいる間ずっとかじりついているらしい。

何をしているのかと聞いたら、「電子辞書をパソコン化してる」とのこと。

というのも、学校へのスマホやタブレットの持ち込みが禁止されていて、持ち込みOKの電子辞書の中身を改造してパソコンにするのが子供たちの間で流行っているとのこと。

その息子は、やっと電子辞書にエクスプローラ(Windows上のファイルを分かりやすく管理するためのプログラム)を導入することに成功したらしく、更に改良して色んな動画を見たりしているとのこと。

説明を聞いた友人は半分も理解できなかったらしいですが、これまでゲームばっかりやってきたのに、何かよく知らないけどためになりそうなことにはまってるということで、自由にさせているそうです。

ブログの設定で四苦八苦している身からすると、たぶん私も理解できないでしょうなあ。

 

産業革命はまた起こるのか

これまで人類は驚異的な発明や発見で、飛躍的に進歩してきました。代表的なエポックメイキングとしては、

◯第1次産業革命

蒸気機関の発明により、これを動力源にした織機・紡績機の改良によって軽工業が発展

 

◯第2次産業革命

軽工業から重工業へのシフト、電力導入による大量生産

これによりアメリカが経済力で首位になりました。

 

◯第3次産業革命

コンピューター、ネットによるデジタル革命

 

◯第4次産業革命

そして今。AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)

現在、経済産業省ではすでに第5次産業革命という言葉を使っているそうで、どういう内容かというと「第4次産業革命と最新バイオテクノロジーが融合したセルインダストリー(生物による物質生産)」らしいです。

ユーグレナが手掛ける藻がバイオジェット燃料を生成するようなイメージでしょうか。

ただ、これまでの凄い先輩方を見てみると、後輩となる「第5次産業革命」は、もっとこう、とても大きな変化になるんじゃないでしょうかね。

例えば、第4次とミクロの世界が融合して、人体にネットを接続して脳で直接検索・創作・セーブ・他者やモノと接続したり、病気やガン細胞を滅ぼすマイクロボットを人体に内蔵したりとか。

完全妄想ですけど。

 

変わりゆく世界と変わらない世界

現在でも日々驚くような技術革新が生まれており、AIやロボットの台頭で、ゆくゆくは人間が不要になるという極論も散見されます。

現代の巨人GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)の創業者が、一代で瞬く間にその地位を築いたように、予測のつかない荒波の中で、スタートアップ企業の勃興や、レガシー企業の淘汰も必ず起こります。今ある企業が100年後にどれだけ残っていることか。

ポルトガルやスペインだって昔はブイブイ言わせてたのに、今は見る影もないでしょう?

ビッグスリーと呼ばれていた自動車会社、ゼネラルモーターズは経営破綻し国有企業化、ダイムラーは合併したり政府から融資を受けたりし、現在はフィアット・クライスラー・オートモービルズという名前となって、もう別物ですねこれは。

諸行無常、栄枯盛衰なり。

GAFAでさえも何十年後かには、件の中学生がこれから作るスタートアップ企業にとって替わられる可能性だってないとは言えない。

Amazon.comのCEO、ジェフ・ベゾスでさえも、「いつかはAmazonもつぶれる日が来る、我々はその日が来るのを出来るだけ遅らせたい」と言っているし。

でも、まさにこのダイナミズムこそが世界発展のエネルギーとなり、我々はその恩恵を受けることになるのです。

 

そういう考え方からすると、投資の世界においては、常にアメリカや世界中の優秀な企業を組み入れるVTやVOOを定期的に購入しホールドすることが正解となります。

この部分については、おそらく今後とも”変わらない世界”であり続けるのではないでしょうか。

さて、2020年に小学生からプログラミングが必修科目となります。これまであり得なかった世界が今後私たちの前に訪れるでしょう。今から楽しみですね。

 

ちょろ坊
ちょろ坊

オイラはいつか空飛ぶロケットで月に行ってみたいな

よしお
よしお

(もともとロケットは飛ぶんだけどな)

そうだね。いつか行けるといいね!

 

 

50位以内に入ったら、うめ吉とちょろ坊をファミレスに連れて行ってあげることになりました。よろしくお願いします。
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