私の住んでいる沖縄は東京よりも香港が近く、台湾にいたっては福岡と同じくらいの距離です。
外国からの観光客も年々増え続け、去年は約940万人とハワイに肉薄しています。
特に大型クルーズ船の寄港がものすごい勢いで増えており、国際通りを歩くとほとんどが海外からの観光客です。
これはアジアの国々の経済発展と、それに伴い所得水準が向上しているためです。
そしてもうひとつ注目すべきことが今日のタイトル、LCC の増加です。
LCC とはlow cost carrier(ロー・コスト・キャリア)の頭文字で、航空大手のJALやANA と比較するとかなり安く移動する事ができます。
こんなにある沖縄発着のLCC
まず国内へは、
〇ジェットスター:東京、大阪、名古屋、福岡、鹿児島
〇バニラエア:東京、石垣
〇スカイマーク:東京、福岡、名古屋、札幌
〇ピーチアビエーション:福岡、大阪
〇ソラシドエア:石垣、名古屋、宮崎
〇スターフライヤー:北九州
次に海外
〇ジェットスター:シンガポール
〇バニラエア:台北(台湾)
〇マンダリン航空:台中(台湾)
〇ピーチアビエーション:台北(台湾)、高雄(台湾)、ソウル(韓国)、バンコク(タイ)
〇チェジュ航空:ソウル(韓国)、プサン(韓国)
〇イースター航空:ソウル(韓国)
〇ジンエアー:ソウル(韓国)、プサン(韓国)
〇ティーウェイ航空:テグ(韓国)
〇中国東方航空:上海
〇チャイナエアライン:台北、高雄
〇吉祥航空:上海
〇香港航空:香港
一般的には国際線は出発時刻の2時間前に空港に着くのが目安となっていますが、例えばピーチ・アビエーションだと搭乗受付は120~50分前となっており、遅くとも、50分前まではOKとなっています。
しかも、ネットで予約すると携帯に予約確認メールが飛んできますので、メールに添付されているバーコードで自動チェックイン機を使えば、搭乗手続きはすぐに終わります。
那覇空港自体はそこまで搭乗客はいませんので、出国手続きもあっという間です。
ただ、LCCは人件費を抑えるために少ない地上係員で回しているので、自動チェックインの所に待機している係員は搭乗手続き時刻を過ぎると今度は搭乗口の係に回ります。
私は待っている間のワクワクも楽しみたいので、少なくとも1時間半前までにはチェックインしているので遅れた場合の処遇については知りませんが、係員の業務の関係上、この「50分前まで」というのはかなり厳格に守られているようです。
LCCはチケットは安いけど遅れた場合責任は持たない、ということですね。
旅行魂に火をつけたLCC
私は元々海外に行くのが好きで、若いときにはアメリカ、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、チリに行ったことがあります。
子どもが生まれてからは、やはり子連れで海外は大変なのと、単身赴任していたためおとなしくしてました。
しかし、一番下の子が2歳になり、沖縄に戻ったのを機に家族で初めてシンガポールに行きました。
それからは年に2~3回は東南アジアに家族で旅行に行っています。
そこで大活躍しているのがLCC。
バンコクなんか、ピーチの通常片道で約1万円、頻繁にやってるセールだと、なんと約5千円です!
空港利用税やらなんやらを加えても、恐らく家族5人で7万円くらいです。
台北は通常片道約5千円で、セールだと3千円台です。これ、すごくないですか?
気が向けば、さらっと台北に小籠包ランチに行けるレベルです。
沖縄からだと直行便でいけるところはそれほど多くありませんが(え、十分多い!?)、その直行便が空港のハブになってる台北や香港、上海、バンコクにつながっているので、そこから更にLCC を利用すると、実質、東南アジアの主要都市はほとんど網羅できます。
我が家ではこのLCCを使い、子どもたちをワールドワイドに育ててるわけです。
みんなが興味あるわけではなさそう
ただ、こんな話しを知人に話してもいまいち反応がよくありません。
「へー、凄い。ところでさあ~、」となることがとっても多い。
私が一週間夏休みをとって海外に行ってきたにも関わらず、仕事や飲み会の席では何の質問もでず、仕事の話しや人間関係の噂話にご執心です。
恐らく、
〇旅行代金が高額なイメージ
〇なんとなく怖い
〇コミュニケーションが不安
そして一番の理由が、
〇そもそも海外旅行に興味がない
のが大きな理由だと思います。
さあ、海外へ飛び出そう!
先ほど書いたように、東南アジアなら国内に行くよりも比較的安いし、これまで危ない目にあったこともありません。
コミュニケーションなんて、今は翻訳・通訳アプリもあるし、使い捨てSIMを購入してすぐググればいいので、絶対になんとかなります。
そして同じ人間同士、そんなのなくてもなんとか通じますよ。
この記事を読んで興味をもったそこのあなた。
私たちの生活している日本って、本当に限られた小さなエリアですよ。
世界には心ときめく景色や感動、出会いがたくさん溢れています。
思いきって世界へ飛び出してみましょう!
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