みなさんは投資といったら真っ先に何を思い浮かべるでしょうか。
我が家では夕食を食べる時、私が色々な話しをします。先日であればフォーブスが発表した世界長者番付で、アマゾンのCEO ジェフ・ベゾス氏がマイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏の25連覇を阻止し、首位に躍り出た話題を語りました。
すると次男のちょろ坊が、
なんでそんなにお金持ちになったの?。
去年くらいからアマゾンの株価が絶好調で、その株をたくさん持ってるベゾスのお金がたくさん増えたんだよ
俺知ってるんだ。株ってギャンブルなんだよ
・・・・。
その後、すぐにしりとりを始めたので詳しい話しはしませんでしたが、おそらく、世間一般の方々のイメージも同じようなものだと思います。株なんてよくわからない。手を出すなんて不良だ!と。
投資をしないリスク
昔と比べ、現代の医療の進歩や衛星面の向上により、日本人の寿命は男性約81歳、女性約87歳まで伸びてきており、世界でもそれぞれ3位と2位になっています。
いわゆる長生きするリスクを私もあなたも抱えているわけです。
そしてこれから先、日本は世界にも類をみない超高齢化社会に突入します。
2016年の合計特殊出生率は1.44人で、これはざっくり言うと男と女が結婚して子供を2人産むと1+1=2になるところ、1+1=1.44となるということです。
ちなみに、これを繰り返していくと西暦3000年を過ぎると日本人は最後の1人になると言っている研究者もいます。
少し話はそれましたが、私が言いたいのは、このまま行くと超高齢化社会に突入し、若い世代が高齢者の年金を支える賦課方式をとっている日本では、実施的に年金制度が持たなくなるということを暗示しているということです。
完全に年金制度が無くならないまでも、支給開始年齢の後ろ倒しや支給金額の引き下げが現実味を帯びてきます。
だって、そうしないと制度が持たないんだもの。そうすると現在働いている世代の我々の状況が好転することはまず考えられない、というわけです。
一方、経済的な側面から見てみると、日本はしばらくデフレ(デフレーション)が続いてきました。
簡単に説明すると、デフレとは「モノの値段が下がりお金の価値が上がる」ことを意味します。
そのような状況では、預貯金などの資産を持つことが正解だった訳です。
だって小難しいことをしないでも持っているだけで価値が上がるんだから。
しかし、日銀は物価目標を年間2%と定めてきました。
これはどういうことかというと、モノや賃金の値段が毎年2%ずつ上がることを意味します。
今の1円が昔はすごい高価だったことを聞いたことがあると思います。
毎年給料が上がる代わりにモノの値段も上がる、ということです。
長く続くゼロ金利ははっきり言って異常で、そしてそれが常態化し、そのことにみんなが慣れてしまっている状態。
しかし、米国が金利を上げてきているように、日本もいつまでもこのままではいられない。
そうすると、いつかは銀行金利が上がり、それに伴いいつかはインフレになります。
日銀がどんなにがんばっても全然達成できてない状況もあったりして、それがいつかは誰にもわかりませんが。
その時、預貯金しか知らない人々の保有資産は、そのまま保有していた場合金額は変わりませんが(少しは金利がつくかもしれませんが)、実質その価値は下がっていきます。
モノの値段が上がるということは、昨日まで100円で買えていた野菜が明日は101円、102円と上がっていくため、相対的に価値が下がるという仕組みなのです。
リスク回避としての投資
ではどうすればいいのかという最適解が投資するということです。
昔の人々は持ち家という不動産に投資をしていればその価値が勝手に上がっていったため、不動産への投資が合理的でした。
しかし、先ほども書いたように、これから人口減少社会に突入する中で、昔と比べて不動産の価値が上昇するとは私は考えていません。東京などの大都市の一部地域は逆に高騰することもあるかもしれませんが。
ではそれ以外の投資って何?という時に株や債券、金などの商品という選択肢が出てくる。
私の場合、どうせやるなら思考が今よりも鈍っているであろう退職後にやるよりも、まだ若いうちから知識や経験を深めた方がいいだろうと始めた訳です。
あなたの人生や家族を守るのはあなたしかいませんよ。
50位以内に入ったら、うめ吉とちょろ坊をファミレスに連れて行ってあげることになりました。よろしくお願いします。
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