AI特許ランキングトップはなんとあの企業!

米国株
Comfreak / Pixabay

私が毎日目を通している経済紙や経済ニュースで、ここ数年、かなり頻繁に使われる単語があります。

そして、これはブームではなくもう本流でしょう。これを中心に今世界は回っているといっても過言ではありません。業態によっては、これを如何に使いこなすかが今後の企業業績の行方を左右すると言っても過言ではありません。

ビッグデータやロボティクス、ディープラーニング(深層学習)を押さえて1位に輝いたのはやはりあの単語でした。

 

AI特許出願件数、トップは永遠の不発弾と呼ばれたあの企業

2016~2018年の3年間で公開された特許出願件数のトップは、ピーターリンチが「永遠の不発弾」と呼んだ「IBM」でした。

続いてマイクロソフト、グーグルと続くのですが、最近の動向で注目すべき点は、上位50社のうち、中国が19社もランクインするなど、アメリカの12社を上回り逆転したことです。

百度(バイドゥ)が4位、国家電網が6位、騰訊控股(テンセント)が8位に入りました。

日本勢はどうでしょうか。14位にファナック、15位に富士通と、2016年までは日米が多くの特許出願を行っていた頃と比べるとお寒い限りです。

中国は国策として国を挙げてAIを推進していますので、このトレンドは拡大する一方でしょう。言い換えると、日本が今後この分野で浮上することはかなり難しそうです。

 

IBMは今後浮上できるのか

ハイテクの巨人とも呼ばれていたIBMは、オープンスソース技術とクラウドサービスで有名なレッドホットを買収するなど浮上するための策を講じて来ましたが、それでも株価は冴えず、年末には107ドルを下っていましたが、直近では137ドルと大きく回復してきました。

まあ、これはIBMに限らず他のハイテク銘柄の株価も同じ調子なので、IBMだけという訳ではありません。

ただ、特許というのは他の企業の侵食を阻むワイドモート(深い堀)を築く有力な手段ですので、地道に蓄積した特許が今後、IBMの発射台を築き上げ、大空に飛び立つ時が来るかもしれません。お星さまになっちゃ困りますけど^^

と、訳分からない閉めになってしまいましたが、現在配当利回り4.52%と、他のハイテク銘柄、マイクロソフトが1.6%、アップルともに1.59%、アルファベットA・アマゾン・ドット・コムはともに無配と、IBMはトータルでみると魅力的な銘柄ではあります。

年末の頃からは株価は少し上がってきてしまいましたが、定期的にウォッチして行きたいと思います。

 

 

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