今年のGW、怒濤の10連休が誕生する。
業界によっては逆に10連続出勤もあるだろうが、こちらサイドはそのまま10連休となる予定だ。
毎年、夏休みは山の日を組み込みながら連休を取得しているが、それが最大9日間程度、年末年始休暇も同程度なので、今年は3つの大型連休がある。
まあ、ヨーロッパなんかのバケーションは1ヶ月とか2ヶ月とかあると聞くのでそれに比べたら対したことはないかもしれないが、人生というのは相対的なものだ。そういう文化の中では9だろうが10だろうが有り難い話。
これを機に、セミリタイアでショート・ロングステイする土地の下調べをやることにしたい。
すでに海外ツアーなんかの予約は8~9割埋まっているというニュースもあり、うかうかしているとまた台湾でタピオカミルクティー三昧という、例年通りの旅行となりかねない。
一言断っておくが、我が家は家族全員台湾が大好きなのであしからず。
さあ、世界のどこに行って何をしようか!
10連休ともなると、飛行機チケットが高騰するのが資本社会の原理である。高くても買う奴らはウジャウジャいる。
ただそれが海外旅行の現地、さらに田舎に行くならいつもと変わらない料金体系なので、飛行機チケットさえクリアすれば国内旅行よりも安くつくだろう。
これが国内だと、まず5名家族が泊まれる宿がかなり限られてくるので、2部屋押さえないといけないが、10連休中だともう初動としては遅すぎる。まともな宿はないだろうし、1泊3~6万円くらいするはずなので、9泊していたら金がいくらあっても足りない。
そしてセミリタイア後、ショート・ロングステイするなら生活費の安い東南アジアになるだろうし、そもそも私は東南アジアが大好きだ。あの雑然とした町並み、街角のごちゃごちゃした食堂、熱帯夜にあおるビールなど全てが魅力的だ。
実際、那覇からも直行便がバンバン飛んでいるし、所要時間も短いし気軽に行くことができる。
まず候補地を羅列してみたい。
○ ベトナムのハノイ及びその郊外
ハノイ郊外には手こぎボートで川の流れる洞窟を回ることが出来るチャンアン、世界遺産のハロン湾、高原の街サパなどの見所を回るルート。

sasint / Pixabay
○ ベトナム縦断
ハノイから南北統一鉄道に乗り、ダナンやホイアンなどの観光地を巡りホーチミンへ抜けるルート
○ タイのチェンマイ
寝台列車に乗りチェンマイまで。現地では象に乗ったり近郊を観光
○ タイのプーケット島
タイによく行く上司が以前「プーケットはいいよ~」と言っていたので。リゾート三昧?
○ ラオスのヴィエンチャンとルアンパバーン
ラオスはまだ行ったことがないので。子ども達にはプールでも与えておけばいいか。
一番面倒くさいのがベトナム縦断だろう。途中で何度か降りるので、そうなると列車のダイヤとか、駅からホテルまでの交通手段、ホテル予約、観光内容などをガチッと合わせないといけない。
一番簡単なのがプーケットだろう。ただ、沖縄県民があえてタイのビーチリゾートに行くか?というところで、イマイチ気がのらない。プーケットに行くなら、ビーチ以外のアクティビティや島の魅力があれば考えたい。
奥の手としては列車やバスを使った台湾一周。東側には台北から足を伸ばしただけの基隆以外いったことがないので、台東や花蓮からのタロコ渓谷もありか。
ただ、最近うちの子ども達は毎年東南アジアに行っているので、最近は揃って国内回帰を唱え始めている。端から見たら嫌な子ども達だろう。
予算との相談になるが、もし行くとするなら九州一周で、宿泊代を浮かせるためにキャンピングカーの旅になるだろう。
ただ、さっきも書いたようにハイシーズンなので、トータル50万円はみないといけないだろう。逆にキャンピングカーが安い地域ありきで考えてみてもいいか。
家族との思い出=プライスレス
私は普段は金をあまり使わず、海外旅行に頻繁に行っているといってもそこまで金は掛かっていない(家族1回でだいたい20万円超くらいか)
1回の旅行が家族5名で9日間くらいだと考えると、如何にコスパに優れているか分かると思う。
今回はそれを無視して行きたいところに行こうかとも考えているが、そうするとセミリタイアに向けた資産形成が減速することになる。
でも、家族で一緒に旅行出来るのも子ども達が喜んで親父について来る間だけだ。しばらくするとまともに口すら聞かなくなるだろう。パンツも一緒に洗濯しなくなるだろう。
であれば、今のうちにやるべきだ!やる人になれよ!
と言っても、金に糸目を付けずというわけにはいかないので、丁度いいところをこれからシミュレーションしてみる。あと2カ月ちょっとしかないから、早く計画作りに取り組まねば!
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