【FX】FXの誤解を解きたい!FXのもつ超絶メリットはこれだよ!

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FXForeign Exchange)とは外国為替証拠金取引のことで、 FX業者に証拠金として現金を入れ、それを元に外貨を売買する取引のことです。

私は結構昔からFXを手がけています。痛い目にあったこともありました。それはまだFXに慣れておらず、レバレッジを大きくかけて勝負をしていた頃の話です。

米国株ブログ界隈では、人によっては悪の枢軸としてやり玉に挙げられている可哀想なFX

 今回はそんな可哀想なFXの持つ誤解を解く超絶メリットをご紹介します。

 

FXの持つメリットはこれだ!

○通貨を分散したリスク管理

我々は日本で生活している以上、”円”で給料をもらい”円”で運用するのが普通でしょう。しかし、通貨もある意味投資の一部分とみた場合、”円”は世界の基軸通貨であるドルに対し、ローカル通貨として位置づけられます。そのため、通貨の観点からは”円”だけで資産を持つことはある意味集中投資になります。

しかし、ドルとユーロと円を保有すれば為替リスクはなくなりますので、通貨のリスク分散という意味では外貨を持つ大きな意味があります。

FXは外貨預金と比べても手数料が低いので、リスク分散のための外貨購入はFXで行った方が確実に有利です。間違えても手数料の高い銀行なんかで外貨預金をしてはいけません。

 

○高金利通貨を購入できる

日銀がゼロ金利を維持している限り、金利がゼロの“円”を使って高金利通貨を調達することは経済合理性があると思っています。

 ただ、買う人がいたら売る人がいなければ売買は成立しません。高金利の通貨を売る機関や人は何故そうするのでしょうか。それは売りたい通貨が今後“下がる”ことを予想しているからです。

 高金利の恩恵を享受していても、通貨自体が下がっては意味がありません。このメリットについては通貨分散のメリットとの抱き合わせで考えるべきでしょう。

  

さてここからです。次に経済合理性の側面からFXのメリットを考えてみましょう。

 FXで保有している通貨を現物で引き出すことができる

一般的に海外に行く場合、国内銀行や空港、現地で両替を行う必要がありますが、両替所だろうが銀行だろうがそれなりに手数料がかかります。

しかし、私がメインで使っているマネーパートナーズでは、国内の主要空港(羽田、成田、関空、セントレア)で実際に出金が可能です(米ドル、ユーロ、スイスフラン、英ポンド、韓国ウォン、中国元)

手数料は金額にもよりますが、一番高い銀行の1/4程度となります。全部調べた訳ではありませんが、かなりお得な両替方法でしょう。 

私のメイン空港は那覇空港なので、上記のサービスを利用したことはありません。また、旅行に必要なくらいの少額では手間暇を考えるとあまりメリットはないでしょう。

ちなみに、私の現地通貨の両替は住信SBI銀行のデビットカードを使って現地のATMから引き出す方法です。外国の都市部だとATMは至る所にありますので、不慣れな外国で両替所を探し回るより格段に便利ですよ。

 ちなみに、マネーパートナーズ以外でもセントラル短資やマネックスでも銀行で出金が可能なようです。

  

そして次に紹介するのがFXの最大のメリットです。

SBIグループを駆使し、メチャクチャ低い手数量でドル転する!

我々、米国株クラスタは米国個別株やETFを購入する場合、一度、ドル転しないといけません。

しかし、例えば楽天証券でこれをやろうとすると、為替手数料として1通貨あたり+25銭のスプレッド(売りと買いの差)がかかります。約0.25%と概算すると、1万通貨あたり2500円以上かかる計算です。

しかしSBIグループでは、そのネットワークの一つであるSBI FX αで買ったFXの建玉を「現引き」してSBI証券の余力に反映させることができます。ドルのみの対応ですが、スプレッドが0.5銭となり、楽天証券の1/50の手数料となりますので、これをやると劇的に手数料が節約できます。

ただ一つ厄介なのが、この方法は最低1万通貨(現在だと110万円)からしかできませんので、ある程度キャッシュがないと無理な方法となります。金持ちは益々金持ちになるという構図でしょうか(そんなに大した話ではない!?)

自分で言っておいて何ですが、私はこの方法でしか両替したことがありません(この方法を知らなかった頃は楽天証券で両替し倒していましたが)

もう少し少額からとなると、住信SBI銀行の外貨預金を使った方法となります。こちらはドル1通貨あたり4銭ですので、楽天証券よりはよほど有利です。

あとはその両替したドルを使って米国株やETFを購入するだけです。

 

米国株へ投資するのであれば必ず利用しないといけない両替システムだ

とにかく、この2つの両替方法は、米国株投資家は必ず押さえておかないといけない方法です。FXを使って外貨を購入する場合、どんな方法と比べても手数料は最安値となるでしょう(NISAやideco、キャンペーンなどを除く通常の取引の場合)

 先ほども書きましたが、私は基本的に1万ドル単位でしか両替しませんので、このFX両替システムを使っています。今も円高(105~108.5円)の時に仕込んだ4万ドルを建玉として、毎日スワップ金利をもらいながら保有し続けています。ドルを現物化する場合は110~440万円程度を入金し、SBI証券に降臨させる予定です。

 

これでFXのことを少しは見直したでしょうか? 要は使い方次第なのです。レバレッジさえうまくコントロールすれば通常の売買でも大きな運用の武器になると私は思っています。

 お金持ちになりたければ余計なコスト、手数料について我々は敏感になる必要があります。まだやったことがない方は、是非この方法を早めに試してみることをオススメしますよ。

 

 

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