ハイサイよしおです。
昨日は大学時代の同級生たちと久しぶりにお酒を飲みました。一昨年から年に一回は会って飲むようになっていますが、ところどころ白髪や頭部が寂しい感じになっている御仁も。
集まったほとんどの同級生たちは教員になっていて、9名中6名という高密度。
そんな中、久しぶりにA君と話したのですが、なんと教員だった彼は、去年脱サラし、投資で生計を立てているとのこと。
隣に座った途端、「よしお、ちゃんとIDECOとかやってる?」と。

そういう感じで来たか。そう来るなら俺も行っちゃうよ
と、こう答えました。

全部やってる
当然、「全部って何よ」と来たので、

IDECO、NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA、日本株、外貨はFXでドルとトルコリラと南アフリカランド、インヴァスト証券のトライオートFXで豪ドル/NZドルね。でもほとんどがドル建てのETFと米国個別株だよ。ただ最近はリセッションに備えてドルキャッシュをMMFで保有しているところ。

ところでAは何を中心にやってるの?
と、安定した仕事の代名詞のような教員をやめて投資家に転身したという彼の反応を見てみました。
すると、

・・・日本株

へえ、俺はJTとか東電とかポンコツを持ってるけど、Aはどんなの保有しているの?

・・・低位株
ちなみに低位株とは株価が低い、いわゆる「ボロ株」と呼ばれる、仕手なんかによく登場するギャンブル性の高い株(よしお談)です。

こいつ・・・

デイトレやってんじゃねえか!?
ちなみに私はデイトレ否定派の長期投資派です。
今はどういう手数料体系になっているか詳しくは知りませんが、デイトレは長期投資と比べて確実に手数料分損をすると思っているからです。まあ、その分野に才能があれば別ですが。
ちなみに彼は米国市場の知識は全く無いとのことでした。
そこで形勢不利と読んだのか、

でも、外人住宅を1戸持っていて月33万円も入ってるんだ。利回りにすると7%くらいだぜ(ドヤ顔)
それを聞いて、

外人住宅ね。俺も昔、土地付きアパートを1棟所有していたよ。月50万円くらいの家賃があったかな。利回りにすると11%だったよ。ただ、不動産屋に任せていると言ってもなんやかんやで手間がかかるから売ったけどな。
と、ちょっと大人げないカウンターを食らわせてしまいました。
しかし、外人住宅1戸で家賃が月33万円で利回り7%だとすると、

5千6百万円じゃねえか!こわっ!
これは明らかに過剰投資です。次の入居者が中々決まらなければすぐに持ち出しが発生して窮地に陥るパターンです。7%程度しかなければ余程の好物件じゃない限りREITでも買った方がいい。手数料や流動性からすると大して魅力はありません。それを補うリスクプレミアムこそ不動産が高利回りである理由なのですからね。
彼いわく「金持ち父さん貧乏父さんに触発された」ようで、最終的には月200万円くらいまで持っていきたいと言っていました。まあそう思うのは自由だけどさ・・・。
最後に彼の総資産額を聞くと「6千万円」とのこと。話をした感じだと、これに不動産価格が含まれていますね。教員を続けながらやった方が絶対に良かった案件です。もう辞めているのでそのことは言いませんでしたが。
まあ、彼は独身なので、もし首が締まってきたらどこかで働けばいいでしょう。一人が食べていく分には問題ありません。でも「元教員」ってプライドだけは高くて潰しが効かなさそうですけど。
彼の戦略は昨日の情報だけから判断すると「甘い」と言わざるを得ませんが、ただ投資で食っていくために仕事を辞めたという勇気は少し羨ましい。
私は彼と違って小さい子どもが3名いるので、簡単には辞めることができませんけどね。
最後に彼に対するアドバイスとして米国市場についても勉強した方がいいよ、とだけ言っておきました。
次に再開した時にどういう風になっているのか少し楽しみです(もちろん成功していって欲しいですけどね!)
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