プロフィールにも書いていますが、私には妻と3人の子どもがいます。
そのおかげで我が家は毎日お祭り状態。
我先にと私に話し掛けてくるので、ゆっくり食事もできません。
さて、資産形成する場合、果たして独身がいいのか、それとも家族がいた方がいいのでしょうか。
一世帯当たりの人数の全国平均が2.54人ですので、我が家には2世帯分の人間がいることになります。
それを夫婦二人で担いでえっちら歩いているわけです。
この時点で資産形成的にはハンデ。
我が家で特徴的なのはいまどき子どもが3人いることです。
子どもが順調に大きくなり、社会に送り出すまでに掛かる費用は、一人当たりなんと2400~3000万円とも試算されています。
仮に私立に通ったり、沖縄から県外の大学に進学したりすれば、アッパーの3000万円を越えることも十分ありえる。
それがうちには3人もいるので、計算するの嫌ですが、やりましょう。
はい9000万円なり。
やはり子どもに掛かる費用というのはバカにできません。
というか、ライフプランニングの中心に据える必要があります。
DINKsはどうだろう?
恐らく資産形成を行うには、夫婦二人で共働きの、いわゆる”DINKs”と呼ばれる家族形態が最強でしょう。
一人で生活する分の冷蔵庫やテレビ、クーラー、車などの生活インフラが共同で使用できるし、家賃も2LDKくらいなら1LDK×2部屋よりも安くすみます。
子どもに掛ける教育費や生活費も全て投資に回せるし、育児や学校行事、部活動の時間を投資のための勉強や実践に使うことができます。
加えて、二人分の稼ぎがあるので、一人と比べて飛躍的に資産を増加させることが可能です(浪費癖があったらまずいですが)
投資という観点からはいいことしかありません。
独身だとやはりその分投資効率や生活インフラの使用効率が落ちますし、稼ぐ力も相対的に落ちます。
ただ、自分の時間を全て自由に使えるという利点がありますし、アーリーリタイアやセミリタイアをする場合の資産積み上げのハードルを低く設定することが可能です。
たぶん生涯独身を貫ぬく覚悟で、贅沢をしなくてもOKな人間であれば最低6000万円くらいあればなんとかなるでしょう。
時間が巻き戻せるとしたらDINKsになるか
私が資産形成をしているのは、
〇 お金の心配をしないで充実した人生を送りたい
〇 セミリタイアをしてもやっていけるだけの原資を蓄えたい
〇 単純に資産が増えていくのが楽しい
のが理由です。
ただ、私の場合、子ども達がいない人生が想像できない。
もうこれは教育費がどうこうという話ではありません。
単純に運動会でかけっこが1番になったり、テストでいい点をとったりしたら我が事のように嬉しい。
嫌な仕事をやっていくモチベーションにもつながるし。
そして年々歳をとっていくと、やはり今後の人生を考えることが多くなります。
それこそ老人になった姿も。
独身やDINKsは若い内は全て自分達のために使えばいいでしょうが、歳をとって足腰が弱くなって、最悪寝たきりになったとしたらどれほど寂しいかとか想像してしまうのです。
うちの実家に子ども達を連れて行ったときの母親の喜ぶ顔なんかを見ていると余計。
結婚できるかとか、子どもを産んで育てられるかとか、人によってそれぞれ状況は異なるでしょうが、経験者から言わせてもらえれば、もし可能であれば家族を作って彩りのある人生を歩いてみることをおススメします。
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