投資の大海へ飛び込みましょうね

投資全般
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フランス人経済学者のトマ・ピケティ氏は「21世紀の資本論」で「r>g」を提唱しました。rは株や不動産から得られる利益率のことで、gは働いて得られる所得の伸び率のことです。

このことを簡単にかみ砕くと、資本主義社会においては、普通に働いて給料を稼ぐ人々よりも、株や不動産などを持つ人々の方がより豊かになっていくこと、となります。

 

資本主義社会よりも素晴らしい社会が見当たらない中しばらくはこの状態が続くとすれば、我々がとるべき行動はたった一つ。資本家側に回ることに他なりません。

その答えはすでに用意されていて、誰にでもその入り口は開放されています。

そう、株や不動産を購入するのです。簡単ですね。

不動産投資については、戦後日本では人口増加を背景に土地や建物を買えば上がるという状況が続いてきただけに、みんな知ってか知らずか持ち家を初めとした不動産投資を行ってきました(ちなみに、私は持ち家を購入することも不動産投資の一つだと考えていて、住宅ローンを借りてまで偏った投資をする人はすごいなあと思っています)

そのため、投資といえば不動産投資が主流となり、株式や投資信託などの投資が後回しになった可能性があります。

日本では株式・投資信託・債務証券を保有する人の割合が約16.2%と、アメリカの54.7%と比べてかなり低い結果となっています。

おそらく、家庭でも学校でも金融に関する勉強、お金に対する教育を行ってこなかったことに原因があるのではないでしょうか。

そして「お金の話しをするのは卑しい人である」というイメージが定着してきたのでしょう。

 

年金の行方が不透明になってきた現在、政府が国を挙げて投資の流れを作ってきました。iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数は約90万人と、今後も増加することが見込まれます。

そのため、少しずつ日本でも株や投資信託に興味を持つ人も増えていくでしょう。

過去の歴史を振り返れば、投資はおおむねそれなりの成果を私たちにもたらしました。

しかし、短期間で投資を成功させようと思えば、それなりに危ない橋を渡らないといけません。

仮想通貨にハイレバレッジをかけるようなやり方ですね(仮想通貨が投資かどうかについては見解が分かれるかもしれませんが)

もちろんそれで成功している人もおり、派手な成功談が飛び交っていますが、私はそれは単なる生存者バイアスで片づけていて、そしてそれは大きく誤った見解ではないと思っています。

私の持論では、投資に近道はありません。地道に木を植え育てていくようなイメージです。

であればやることは決まっています。投資の勉強に時間を割き、地道な投資を一刻も早く始めることです。

ネット上ではプロアマ問わず色々な人々からたくさんの情報が提供されています。

玉石混交ですが、時間を惜しまずに目を通してみて下さい。すごいデータをまとめた書籍もたくさんあります。

すると、おぼろげながら投資の幹が見えてくると思います。

高く飛び上がるためには深くかがむ必要があります。色々な情報や知識を得て、あなたも早く投資の大海へと飛び出してみてはどうでしょうか。

 

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