ハイサイよしおです。
昨日9日、黒田日銀総裁が官邸を訪れた際に「急激な為替の変動は企業経営を不安定にし、将来の不確実性を高めるので好ましくない」と述べ、円安の急速な進行に懸念を示しました。
ドル円は一時、1ドル145円を伺うところまで来ていましたが、その後急落。
141円台まで急騰しましたが、その後若干戻し、今週は142.6円で終えました。
今の日銀の打つ手は限られていますので、先週のブログでも「口先介入くらいしかない」と書いたところでした。
為替介入は原則、両国の合意がないとできません。
米国はいまのドル高を容認していますので、おそらくしばらくは合意することはないでしょう。
今の円安ドル高の流れの理由は日米の金利差によるものです。
FRBは9月にも金利引き上げを示唆していますので、日銀が何らかの対応をしないのであれば金利差はますます開くばかり。
最後に残された手段としては日銀が金利を引き上げるしかありませんが、黒田総裁は日本は景気回復途上との認識なので、2023年4月8日の任期まではこの円安は続く可能性が高いですね。
なので、来週にはまた円安に戻っていくと予想。
マーケットの予想では2022年までに1ドル160円、2023年中に180円とも言われています。
私の資産にとっては朗報ですけど。
今週のポートフォリオ
今週のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先週末と比べて+23,299ドルとなりました。
今週はすべての銘柄で上げました。
テラドック・ヘルス(TDOC)とカーニバル(CUK)は2桁の上げ。
金鉱株のシバニェ・スティル・ウォーター(SBSW)も大きく上げました。
ここ最近の荒い値動きの中で、この3銘柄が大きく動いています。
日本株は先週末と比べて+42,250円となりました。
日本株は最近調子がいいですが、基本、東電に振り回されています。
みずほが1,600円を回復、武田も4,000円をもう少しで回復しそうでいい感じです。
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