【セミリタイア計画】 ―アメリカ・カナダ放浪編―

セミリタイア
igormattio / Pixabay

私の趣味の一つに映画鑑賞があります。

4年生の頃に仲良くなった友人と一緒に、よく映画館に映画を見に行っていました。

当時はもっぱら洋画ばかり見ており、当然日本語吹き替えなんかないので強制的に字幕を読んでいました。

ほとんどの映画が2本立てで、そのため、お目当てじゃなかった方がめちゃくちゃ面白かったという、嬉しい誤算も頻繁にありました(そのため、エイリアンは2からみる羽目になりましたが、ドはまりしました。今でも好きな映画第2位につけています)。

また、観客の入れ替えがないため、朝から晩までずっと入り浸ることも可能でしたし、映画館に行かなければ開始時間なんか知る手段もなかったので、途中から見て最後に冒頭を見るというアクロバティックなことも頻繁にやっていました。

一番好きなジャンルはハリウッドが作る大がかりなSFやアクションもの。

せっかく映画館まで見に行くんだから、現実では起こりえないストーリーや特撮が今でもお気に入りです。

なので、私にとっては映画=アメリカとなっていて、アメリカに対するイメージはとてもよいです。

 

セミリタイアしたらアメリカ・カナダでこれをやる

○ アラスカのユーコン川を1週間ほどかけ、カヌーで下る。

テント一式を積み込み、鏡のような水面を滑るように進むカヌー。

夕食を調達するために時々船を岸に着け、ルアーで手頃なサイズの魚を狙う。

日が暮れると川の中洲にカヌーをとめテントを張る。

中洲にしたのはグリズリーとの遭遇を極力避けるため。

昼間釣った魚に粗塩を振りかけ、適当な木の枝に串刺しし、たき火で焼く。

見上げる夜空には満点の星空。

流れ星に自分の人生を重ね合わせ少しだけオセンチになり、男泣きに泣く。

 

○ アラスカから長距離バスに乗り、一路カナダのイエローナイフへ。

郊外のロッジを1週間ほど借り上げ、ディナーの後は毎晩近くの温泉へ。

金髪美女の水着を見たいと思って眼鏡をかけて入るも、結局中国人のお年寄りしかいないし、眼鏡は曇るしで全く見えない。

その挙げ句、落とした瞬間にえらい勢いで割れてしまう眼鏡。

その後は、熱いココアを飲みながら毎晩深夜までオーロラ観賞を行うが、裸眼では全く見えず、ただ寒いだけという地獄少女状態に。

 

○ サンタモニカからルート66を辿り、オープンカーでニューヨークまで。

道中、鄙びたモーテルに宿泊し、ネオンが光る近くのレストランでチーズバーガーを注文するも、チーズが嫌いだったことを思い出し愕然となる。

ガムをクチャクチャ噛んでいるぽっちゃり系のウェイトレスがカウンターでガン見しているため渋々食べることに。

しかし、一口食べて食わず嫌いだったことに気づき、以後、「チーズなしのハンバガーなんて歌を忘れたカナリアと一緒だよっ!」と事ある毎に口走るようになる。

 

○アリゾナ州に立ち寄り、モニュメントバレーの見える荒野にテントを設営。

刻々と表情を変えるモニュメントバレーを日がな一日眺める俺。

あまりにも暇なので、昔、ブラジルに行った時に知り合いになった色黒のブラジル人達を指さし、片っ端から「マイケルジャクソン?」と言って、バッカンバッカンうけていたことを思い出す(実話)

 

○ラスベガスでは、ルーレットで赤に1,000ドルを1回だけ賭けるが、あろうことか緑の「00」に入ってしまい、その瞬間頭の中で流れ出すマッピーの音楽。

同時に、金髪熟女とグランドキャニオンを遊覧飛行する夢が永遠についえる。

 

○ クリスマスイブのニューヨークでブロードウェイミュージカル”キャッツ”を見た後、高級レストランでディナーを食べ、仕上げにヘリコプターでシャンパンを飲みながらマンハッタンを見下ろす。

その刹那、「人間がまるで・・・」と言いかけるも、夜なので全く人が見えないことに気づき、瞬時に愕然となる。

訳も分からないまま重苦しくなる機内の空気。

お詫びを兼ね、降り際にヘリのパイロットに「これはほんの気持ちだから(苦笑)」と言って、お祝儀袋にビックリマンチョコの「ヘッドロココ」を入れて、ウインクしながら渡す。

 

○ そして、その旅の途中で、数々の映画のロケ地を訪れる。

例えば、オレゴン州(グーニーズ)、アイオワ州(フィールド・オブ・ドリームス)、ボストン(シックスセンス)、ホワイトハウスなどなど。

 

忘れてはいけないのが、ハリウッド映画の殿堂、チャイニーズシアター前に埋め込まれた手形とネームプレートはマスト。

 

最近では家族も増え、小さい子もいるので、映画を見に行くときは子どもでも分かるようなヤツ、洋画であれば吹き替えが中心となっていて、なかなか字幕映画を見に行く機会もなくなりました。

映画館では咳をするヤツやポップコーンをガサガサさせるヤツ、前の席を蹴ってくるべらぼうなヤツなど、ミニトラブルが頻発しますが、ただ、あの日常空間から切り離される大画面で見る映画は格別です。

アメリカに行ったら本場のハリウッドの映画館で映画を見てもいいかもしれないですね。

ホットドッグとチェリーコークを片手に。

 

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