ちょっと前の話ですが、仕事関係のイベントの打ち上げを居酒屋で行いました。全部で15名くらい。
私は少し遅れて到着したのですが、特に盛り上がってる訳でもなく、目の前の料理を寂しい感じでつついていました。
4つくらいのテーブルに分かれていたので、少なくとも私の入ったグループでは楽しくやろうと、場を盛り上げるべく、安室奈美恵の引退話を場に出しました(それが適切かはわかりませんがとっかかりなんて何でもいいじゃないですか)
隣にいた先輩をつかまえ、一番好きな曲を尋ねました。
先輩もいいおっさんでだったので、やっと「Can You Celebrate?」というところまで誘導し、話が盛り上がり始めたところでした。
今まで全く会話に参加していなかったA男がいきなり「あ、雨だ!」とぶっ放しました。
会話が止まり、窓の外を見る一同。

雨なんてどーでもいいんじゃゃゃゃ!!!
しょっちゅう降っとろうがあああ!!!
と心の中で叫びましたよ。
参加者は温厚な人しかおらず、「あ、本当だ」とか「もっと降ってきそうですね」とか拾ってあげてましたが、A男は特に続けるでもなく、また料理をつつく世界へ一人旅立つ。
安室ちゃんの話しを再開する雰囲気でもなく、また場は膠着状態へ。
ちなみにこのA男、私と年が一緒で2人の子持ち。
悪い人間ではないんですが場の空気が読めないところがあって、基本、酔うと自分の話ししかしません。
B男は私の後輩にあたります。
電話や人の応対を”バカ丁寧”にやることで、周りに対しPRすることが体に染みついています。
後輩にデータをもらいに行くときなんか深々とお辞儀をしながら、「忙しいところすみません」と切り出すんですよ。
これだけ聞いたら「礼儀正しくていいヤツじゃん」と思いますよね。
彼は外面がとてもいいのですが、注意して観察してると端々に本性をが現れます。
去年の仕事場の互助会で私は幹事長をさせられました。
幹事長なんて面倒くさいだけで、いいことなんか一つもありません。
その時、B男は幹事だったのですが、私が一人でパタパタしているのをしり目に、全く、何一つ手伝いませんでした。
夏にやったビーチパーティなんか、出欠メールに返信(買い出しの量を計算しないといけないので)さえしなかったくせに、準備もしないで遅刻した上、家族5名で参加して、飲み食いだけして片づけもせず帰っていきました。
そして今年度、B男のいるグループから幹事長を出す番でした。
そもそもB男のグループは人が少ないので、幹事長になるのはB男かC男しかいませんでした。
しかし、幹事長になったのは新しく入ったばかりで、仕事も覚えないといけない、5人の子持ちのC男。
そのグループ長に「なぜB男が幹事長じゃないのか」と聞いたところ、「俺もB男にやってくれないかと頼んだんだけど、去年、幹事をやったらから、という理由で断られた」とのこと。
私のB男に対する印象は打算的で計算高く、そのくせ外面はいい。
私の中ではもう「サイコパス」認定していて、出来るだけ関わらないように生きていこうと決めています。
それは病気の一種です
エジソンやアインシュタイン、ビル・ゲイツなどの世の中ですごい仕事を成し遂げた人々の中には発達障害ーADHD-アスペルガー症候群の傾向があったと言われています。
知り合いの精神科医から聞いたのですが、これらを総称し、最近では”自閉症スペクトラム”と呼ぶようになったらしいです。
昔は「困った人」として扱われていたのが、研究が進んだ結果、それが病気の一種であるということが分かり、薬で症状を和らげるという選択肢も出てきました。
しかし精神の病気の症状はグラデーションとなっているので、空気が読めない、落ち着きがない、物忘れが激しいなど、程度の差があるので簡単に病気かどうかを判別するのは難しいでしょう。
そして、そういう人々は子どもの時から原因がはっきりせず、周りから「なぜできないのか?」と叱責され、出来ない自分を責めることで自己肯定感が低くなるそうです。
怒られる度に「どうせ自分は何をやってもダメな人間なんだ」と自分を責め続けるなんて切ないですよね。
私の親戚にも自閉症スペクトラムで通院している人がいます。
今はある程度薬の服用で症状は抑えられるらしいので、自分、または周りにそんな人がいて困っている場合、ネットである程度傾向を調べた上で、内容によっては病院で相談してみることをお勧めします。
空気の読めない人と読まないバカとの付き合い方
「空気を読む」というのも、実際、本人たちにとってはかなり難しい作業だということを理解しています。
それは彼らの個性でもありますので、注意したりしても簡単に変えられるものでもないし、変える必要もありません。
私が敏感なだけで、実は彼らは大らかな人間なのかもしれないし。
なので、A男のような人とは今後もつきあっていきます。
実際、A男は1対1で話すといいヤツです。もっぱら私は聞き役ですが^^;
ただ、サイコパスはいけません。
彼らは確信的、超ビジネスライクにやっている節があって、彼らと付き合うとこちらがストレスを貯めていくだけで、付き合ってもいいことなんか何もありません。
そんな人たちと運悪く出会った場合、私たちにできることはそっと席を立ち、近づかないようにするだけです。
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コメント
サイコパスも遺伝的な障害で、努力で良心を身に着けようとしても無理みたいだからかわいそうな人なのだろうが
良心がないとちょっと近づきたくないわなあ
例えば、何らかのフェチや小児性愛者やサイコパスなど、大多数が許容できない「業」を背負ってしまう人というのは、同情する部分もあります。正直言って。
じゃあ、それを「自分が受け入れることが出来るか」というのはまた別のお話。
その人の持つ「業」を背負ったり付き合ったりする義務がないなら、可能な限り近づかないことしかできないでしょうね。