ハイサイよしおです。
しかし不安定な相場だ。米中が関税合戦を仕掛け合うというチキンレースに突入して、ゴールが見えません。トランプ大統領は香港のデモに口出ししたり、台湾に武器を輸出すると表明したりと、経済だけのタイマンに収まらなくなった様相を呈しています。
韓国にしても、あんなに北からイチャもんつけられているにも関わらずGSOMIAを破棄してあっち側陣営に肩入れしていくなど、正気の沙汰ではありません。
一方、「債務の罠」という言葉も頻繁に聞かれるようになりました。これは、アフリカ諸国を中国が借金漬けにして、返済不能になった国への支配力を強めていく戦略のことで、各国が警戒し始めています。米国政権もここまで中国が覇権国家戦略をとるようになるとは予想しなかったでしょう。これまでの政権の親中路線が完全にあだになっていますね。
今週のポートフォリオ
私の今週のポートフォリオは次のとおりとなりました。
先々週と比べて+7,170ドルとなりました。
しかし特筆すべきは金鉱株の爆謄とタバコ株の爆落。
フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)とアルトリア・グループ(MO)の合併のニュースが出た直後はMOが爆謄したのですが、朝になると爆落。その後、2社揃って暴落しています。こうなってくると戦略を練り直さないといけません。明らかにMOは安すぎます。利回りも8%をうかがうところまで来ています。単純な企業バリエーションで言えばこれは「買い」だと私は判断しています。タバコを取り巻くファンダメンタル自体は逆風ですが。
もう少し様子を見てから買い増ししてもいいかもしれない。
金鉱株は笑っちゃうくらい上がっていますね。完全に他のマイナスを補って余りあります。ここまでは金鉱株をポートフォリオに組み入れた戦略は正解です。どこで売るかが難しいですが。
日本株は先々週末と比べて+27,900円となりました。
SUBARUとトヨタとのEV共同開発のニュースを受け、ちょっとだけ盛り返しています。あとは特に誤差の範囲内ですね。
金鉱株銘柄がどこまで伸びるか見ものだ
タバコ銘柄はたくさん保有していますが、買い増しも視野に入ってきているので、もう少し下げてもらっても構わないという心理になっています。
金鉱株については、どこかで売らないといけません。世の中は悲観的に傾いていると私は思っているので、実はそんな時こそ仕込むべきじゃないかとも思ったりするし。ただ、これからブレグジットも控えているから確かに動きづらいではありますが。
後から振り返ると色々「あーすればよかった」と思うのですが、その渦中にいると、そう簡単じゃないですね。ま、それが投資の醍醐味というのかもしれませんが。
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