雪だるま式キャッシュマシーンシステム

投資

ハイサイよしおです。

少し前ですが、投資の待機資金にあたる米国のMMF(マネー・マーケット・ファンド)の残高が6兆1538億ドル(約1000兆円)と過去最高を更新し、高利回りを狙った資金流入が続いているとのニュースがありました。

今回は管理人が実践している外貨建てMMFと米国株を使った投資の複利運用システムをご紹介します。

1.SBI証券のFXでドル転

原則、米国株を米国市場で購入する場合は円を米ドルに両替する必要があります。

その際、米ドルの買いと売りの差(スプレッド)の小さい方がお得に両替できるのですが、直接円で米ドルを購入するよりもFXを使った方がスプレッドが小さく、超絶お得になります。

その方法ですが、まず、SBI証券で口座開設→「iDeCo」「信用取引」「外国株式」等々の中から「FX」を開設します。

その中で米ドルを購入します。

2.FXで購入したドルで米国株式を購入

次に、FXで購入した米ドルで現引き(米ドルを受け取る)し、それを使ってお目当ての米国株を購入します。

詳細は以前の記事で。

【FX】FXの誤解を解きたい!FXのもつ超絶メリットはこれだよ!
FX(Foreign Exchange)とは外国為替証拠金取引のことで、 FX業者に証拠金として現金を入れ、それを元に外貨を売買する取引のことです。 私は結構昔からFXを手がけています。痛い目にあったこともありました。それはまだFXに慣れて...

3.米国株から配当を貰う

基本的に管理人はインカムゲイン(配当)派なので、購入するのは配当利回りが高い米国株が中心となります。

その保有している米国株から毎月、4カ月に一回等、定期配当が米ドルで入金されていきます。

生活費や教育費は夫婦二人の仕事からの給料で賄うので、SBI証券の米ドル口座には米ドルが積みあがっていきます。

4.米ドルで外貨建てMMFを購入

貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)とは、外貨で運用されている追加型公社債投資信託の一種で、投資対象は、格付の高い短期の国債や社債が中心で、比較的安全性が高いことが特徴で、配当金は月初に自動的に再投資されるので、保有している間は複利効果が発生します。

その外貨建てMMFを、配当から得た米ドルで随時購入します。

管理人が保有している米ドル建てMMF(GS)は、以前は利回りで4.8%ほどあり、20%の税金を差し引くと3.8%が月初に自動的に再投資されていましたが、現在、4.091%と落ちてきています。

5.外貨建てMMFを解約し米国株を購入

例えば年初に新NISAで購入したい米国株がある場合、積みあがった外貨建てMMFを解約し米ドルに両替。

それを原資にお目当ての米国株を購入します。

その後はこの一連の流れをひたすらグルグル繰り返します。

楽天証券とSBI証券のどちらで始めた方がいいか

投資家のみなさんは普通にやっていることかもしれませんが、これが管理人が実践する「雪だるま式キャッシュマシーンシステム」です。

管理人夫婦はSBI証券と楽天証券で分けて投資を行っているのですが、それぞれ一長一短があります。

今回紹介したSBI証券を使ったこのキャッシュマシーンの短所ですが、外貨建てMMFで直接米国株を購入できないので、一旦外貨建てMMFを解約しなければいけないところです。

一方の楽天証券ですが、外貨建てMMFを解約しなくても直接米国株を購入できますが、FX口座からの現引きができないところが短所(米ドルへの両替コストが高くつく)です。

ちなみに管理人はSBI証券でのFXを使った現引きを知らなかった数十年前、楽天証券で米国株を始める際に高いスプレッド(買いと売りの差)を払って米ドルを購入し、米国株を購入しました。

管理人は楽天証券ですでに米国株が多く保有していて定期的に米ドルが配当として支払われるので、この「雪だるま式キャッシュマシ―ン」を使って資産を増やしており、一方のSBI証券では淡々と外貨建てMMFに積み上げているところです。

現在の米ドルのスプレッドは楽天証券で約3銭(1万ドルあたり3百円)で、SBI証券のFXのスプレッドが0.2銭(1万ドルあたり20円)なので、280円の差となっています。

これを高いと見るか安いとみるか。

SBI証券を使った「雪だるま式キャッシュマシーンシステム」について紹介しておいてなんですが、これから米国株投資を始めようとする方は、手間暇を考えると楽天証券で始めてもいい気がしますね。

アインシュタインは「複利は人類最大の発明」と言いました。

投資資金をなるべく効率良く運用しながら、複利の恩恵を存分に享受していきましょう。

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